NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜午前8時)の第22話が10日に放送された。

※以下ネタばれを含みます。

暢子(黒島結菜)は高校卒業後、上京して料理人になることを夢見ていたが、兄・賢秀(竜星涼)の起こしたトラブルからそれどころではなくなってしまう。賢秀は警察沙汰寸前の大ピンチに。兄を、そして家族の窮地を救うためになぜか妹の歌子(上白石萌歌)が、音楽教師・下地(片桐はいり)の前で歌わなければいけない羽目に。そして一家は経済的にさらに窮地に陥り、暢子が上京することは許されなくなっていく。

下地は複雑打撲? で比嘉家に迫る。ついに歌子は下地の前で歌うことになる。それを聴いた下地は「今わかった…あなたの才能を花開かせるために私は音楽教師になった」と言う。そして前回は渦巻き模様に目を回した下地は賢秀が隠れていたことにも気付いていた。「あなた、しっかりしなさい! こんないい家族がいるんだから」と賢秀の尻をたたく。

ツイッターでは「下地先生」がトレンド入り。「下地先生最高かよ」「先生優しい、ありがとう」「うたこ!先生!よかったー!」「けんしゅうバレバレで草」「そら、気づいてはいましたわなw」「歌ちゃん、さすがの上白石萌歌!」「歌子の歌声、透明感があって、天使のささやき みたいに、心が癒される~」などとコメントが並んだ。

同作は沖縄の料理に夢をかけた料理人を目指す沖縄生まれの主人公、比嘉暢子(黒島結菜)と、支えあうきょうだいを描いた物語。タイトルの「ちむどんどん」は、心がワクワクすることを意味する。ヒロインの父親を大森南朋、母親を仲間由紀恵、きょうだいを竜星涼、川口春奈、上白石萌歌、が演じる。主題歌はドラマの舞台となる沖縄県出身の歌手三浦大知が書き下ろしたオリジナル楽曲「燦燦(さんさん)」。