NHK紅白歌合戦でのけん玉ギネス記録挑戦で知られる歌手、三山ひろし(41)が20日、3年ぶりとなる大阪・新歌舞伎座での座長公演「三山ひろし特別公演」の初日(31日まで)を迎えた。

1部の芝居「いごっそう纏(まとい) 天までとどけ!!」は、書き下ろしの新作時代劇。高知出身の三山をイメージし「一本気、頑固で気骨がある男」いごっそうをタイトルにつけた。

三山が「いつか纏持ちをしてみたい」と望み、おっちょこちょいだが正義感あふれる「いごっそう」主人公を熱演した。

2部の「三山ひろしオンステージ みやまつり2022~名曲100年!歌絵巻!」では、100年前に誕生した童謡や、「昭和」を彩った名曲に加え、今年の第1弾シングル「花恋歌~はなれんか」や「長編歌謡浪曲」も披露した。

無事に初日を迎え、三山は「心に響くぬくもりの声、ビタミンボイス、三山ひろしです」と自己紹介。「お芝居とショーという公演をやらせていただくのは3年ぶり、たくさんの方にご覧になっていただきたい」と意気込みを語った。