タレントのトラウデン直美(23)が「ルートヴィヒ美術館展」(29日~9月26日、東京・新国立美術館)のオフィシャルサポーターに就任し28日、同美術館で会見した。

ルートヴィヒ美術館はトイツ・ケルン市にあり、ドイツ人の父が同市出身という縁もあった。トラウデンは「両親がとても喜んでくれました。母は、東京も京都も両方行くわ、と言ってくれました。ケルンの美術館は幼少のころに行ったことがあると、母が教えてくれたんですが、私はほぼ覚えていないんです」。

今回は音声ガイドも担当した。「私も年に数回は美術館を訪れるのですが、その時には必ず利用します。私は自分のペースで回りたいタイプなので、音声ガイドも、絵を見る方のじゃまにならないことを意識しました」。

トラウデンは、カジミール・マレーヴィチ氏の作品の前で会見に応じた。「この作品も大好きで、ドイツではいろいろなグッズになっています」。さらに、印象に残った作品として、マルティン・キッペンベルガー氏の「無代、シリーズ<戦争悪>より」を挙げた。2羽の小鳥の横に、戦車が描かれているもので「いろいろと考えさせられる作品です」と話した。

ドイツを訪れたのは3年前。ケルン市に住む祖父が今夏、95歳の誕生日を迎えるといい「今夏は、夏休みをいただき、両親とともにおじいちゃんに会いにいきたいです」と話した。