米女優で歌手のジェニファー・ロペス(52)と俳優ベン・アフレック(49)が、16日に米ラスベガスで永遠の愛を誓い合ったことが分かった。ネバダ州クラーク郡で結婚許可書を取得したことをロペスが17日、ファンに向けたニュースレターで挙式当日の写真と共に送信して発表した。「私たちは結婚しました。愛は美しく、寛大なものです。そして愛は忍耐強いことが分かりました。20年間耐えました」とコメントしている。

映画「ジーリ」(2003年)での共演がきっかけで知り合い、交際をスタートさせた2人は02年に婚約するも2年後に破局。その後は互いに別々の相手と結婚して子供をもうけたが、互いにシングルに戻った17年後の21年に復縁し、4月に婚約を発表していた。最初に交際を始めてから20年の節目に結婚した2人は、ベールとレースの袖が付いたオフショルダーのウエディングドレスを着たロペスの頬に白いタキシード姿のアフレックがキスする写真などを公開している。

ロペスは「みんな同じように世界的に有名な結婚式の街を旅する」と述べ、2人も飛行機でラスベガスに飛び、他の4組のカップルと一緒に並んで結婚許可書を取得したとコメント。ロペスによると、深夜になんとか小さなチャペルに到着した2人は、数分遅くチャペルを開けてもらえたことで、「キング・オブ・ロック」と称されたエルビス・プレスリーがかつて使用していたピンクのキャデラックのコンバーティブルでの写真撮影もさせてもらえたという。

また、ロペスが着用していたドレスは古い映画のもので、アフレックも自宅のクローゼットにあったタキシードを着用していたといい、「自分たちで作った誓いの言葉を読み、残りの人生ずっと身につける指輪の交換をした。愛が本物であれば、結婚で重要なのはお互いで、互いに愛し、気遣い、理解し、忍耐強く、愛情深くて善良な誓いをするだけ」と語り、挙式は質素でシンプルなものであったことを明かしている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)