女優新垣結衣(34)が22日、都内で行われた映画「ゴーストブック おばけずかん」(山崎貴監督)初日舞台あいさつに出席し、共演した子どもたちからのサプライズの手紙に目をうるませた。

児童書が原作で、子どもたちが試練に挑みながらおばけを図鑑に封印し、願いをかなえるために奮闘する物語。先生役の新垣は撮影で先にクランクアップした際に、主演を務めた城桧吏(15)、柴崎楓雅(14)、サニーマックレンドン(12)、吉村文香(14)へ手紙を贈っていたといい、そのお返しとして4人が壇上でそれぞれの手紙を読み上げた。

4人は手紙の中で、撮影中に悩みを聞いてくれたことや励まされたことなどへの感謝を語った。新垣は「非常にぜいたくな時間でした。胸がいっぱいです」と目に涙を浮かべ「私が覚えていないようなことでもみんながそれぞれ覚えてくれていて。みんなは撮影時は小学生、中学生という年齢だったけど、そういう年齢の時間ってさっと過ぎちゃうじゃないですか。そんなみんなの貴重な人生の時間に私も一緒に過ごすことができて、本当に幸せだったなとあらためて感じました」と語った。

舞台あいさつでは、映画公開までの全行程を終えた子どもたちへのサプライズとして、新垣から表彰状も授与された。「サプライズでリハなしなので」と緊張した面持ちでこなした新垣は「みなさんの夏を彩ることができる映画になればいいなと思います」と笑顔で語った。

神木隆之介(29)、山崎監督も登壇した。