「2022 ミス・ユニバース・ジャパンファイナル」が25日、都内で開催され、ペルー人の父親と日本人の母親を持つ東京出身の料理教室の先生、坂本麻里ベレンさん(23)がグランプリを獲得し、日本代表に選ばれた。坂本さんは「グランプリの瞬間、涙が出ました。大変だった日々の努力がかなったと感じました。クラウンを着けてもらった時、信じられなくて夢かと思いました。日本代表として日本の文化を発信して行きたい。日本には海外にはないホスピタリティーがある。日本人の思いやりとか心の温かさとか、日本独特のものを伝えたい」と話した。
現在は「料理教室で、パンケーキの焼き方とかを教えています」。今後について「WFP(国際連合世界食糧計画)で活動できたら。世界で食べ物を配るだけではなく、現地の人と同じものを食べることに共感しました。食育的なこともやっていきたい」と話した。
坂本さんは東京で生まれ育った。「ペルーに行ったことはないんですが、父がペルー料理を作ってくれたり、スペイン語が飛び交う家で育ちました。母は純日本人で、気品のある人。ダメなことはダメと、きちんと伝えてくれる」。世界大会の開催国は、まだ発表されていないが「どこの国で開催されても楽しむ自信があります。たくさんの人たちと触れ合うのが楽しみ」と笑顔を見せた。
今年のベスト5は全てバイレイシャル(両親の人種がそれぞれ異なる)だった。主催のMYグループの代表で、「ミス・ユニーバス・ジャパン」のナショナルディレクターを務める美馬寛子氏は「昨年、世界大会でベスト16になった渡邊珠理に次いで、バイレイシャルが日本代表になった。今はバイレイシャルが、いて当たり前。ダイバーシティ(多様性)が当たり前の日本を表現できていると思う。いろいろな文化を受け継いだ坂本さんにも期待したい。世界平和をテーマに活動してきたので、それも続けていきたい」。29日には、坂本さんと共に長崎県知事を表敬訪問する。
1952年にスタートしたミス・ユニバースは「結婚、出産経験のない18歳から28歳まで」が対象だったが、来年からは大きく様変わりする。美馬氏は「まだ詳しくは決定していないけど、来年からは出産経験のある方や、結婚している方も出場できるようになります。たくさんある『ミスコンテスト』の中で初めて1歩踏み出します」と話した。



