演歌歌手天童よしみ(67)、ミュージカル俳優井上芳雄(43)、演歌歌手山内惠介(39)が8日、都内で「スーパー・ボーカル・トリオ・コンサート」公開リハーサルに臨み、息ぴったりのコンビネーションを見せた。

ジャンルやスタイルが違う実力派3人が、9月14日に東京国際フォーラムで行うコンサート。そろって練習するのは2~3回目だというが、センターの天童を中心に、嵐の「Happiness」やQUEENの名曲「ボヘミアン・ラプソディ」などを熱唱した。

山内は特に注目してほしい曲に「美女と野獣」を挙げ、「皆さん、美女ですよ!」と天童へ顔を向ける場面も。すると天童は「ツイッターですごくうらやましがられるんです。(2人に囲まれて)いいな!って言われるんです」と、“ミュージカル界のプリンス”井上と“演歌界の貴公子”山内にはさまれ、顔をほころばせた。

さらに「ファンから『今、幸せでしょ?』とか『顔がぱーっと明るくなって、キレイになりましたね』と言われます…っておい、今まではくすぶってたんかい!」と1人ノリツッコミを見せると、すかさず両脇の2人がフォロー。井上が「さらに、より(キレイになった)ってことですよ」と合いの手を入れ、天童は満足そうな表情を浮かべていた。

3人はかねて歌番組などで親交があり、共演は新型コロナウイルス流行前から構想していた。ようやく念願がかない、天童は「やっと実現するというわくわく感がすごい。1曲1曲ジャンルが違うので、驚くと思う。3人のパワーをお届けするので、持って帰ってもらいたい」と意欲を口にした。