お笑いコンビ、アンタッチャブルの柴田英嗣(47)が24日、台風15号の影響で東海道新幹線が一時運転見合わせとなったため、レギュラーラジオ番組の文化放送「ますだおかだ岡田圭右とアンタッチャブル柴田英嗣のおかしば」(土曜午前11時)に、名古屋からリモートで生出演した。放送開始までに、東京の同局に戻れなかったという。

柴田はこの日、レギュラーのお笑いコンビ、ますだおかだの岡田圭右とトークしつつ状況を語った。

柴田によると、23日に名古屋でテレビロケの仕事があった。その後帰京のため同日午後7時半くらいに名古屋から新幹線に乗り、東京に向けて動き出したが、三河安城で停止してしまったという。柴田は「(新幹線の)中で6時間くらい待って。5時間半くらいかな。ようやくたどりついた先が名古屋で。引き返しですよ」と話した。名古屋に戻ったのは深夜1時ごろだったという。

新幹線車内では「車内販売とかもなくなっちゃって、みなさん本当に大変で」。運転のめどがつかなくなったころ、車内で半分くらいなくなっていたお茶を、(ペットボトルの)キャップに移してちょっとずつ飲んだという。ただ、ロケが「幸いにも『名古屋ハラペコツアー』というやつで。おなかはまったく減らなかったです」と笑いもまじえて状況を語った。

新幹線は三河安城から、そのままバックして名古屋まで戻ったという。車内ではみなで進行方向に椅子をひっくり返したり、充電器をみなで貸し合ったりしたといい「人って素敵だなって思った。貴重な体験だなと思うしかないですよ、こういう時って」などと振り返った。

柴田はこの日、名古屋にある東海テレビの会議室からリモート出演した。

東海道新幹線は台風15号接近のため、23日夜から運転を見合わせた。24日は一部区間で折り返し運転をした後、昼ごろに運転を再開した。

この日、オリエンタルラジオ藤森慎吾も同様に、東海道新幹線運転見合わせのため名古屋から予定通りに戻れず、レギュラーのTBS系「王様のブランチ」出演が大幅に遅れた。