女優板谷由夏(47)が28日、都内で、映画「夜明けまでバス停で」(高橋伴明監督、10月8日公開)完成披露試写会に出席した。

20年冬に東京・幡ケ谷のバス停でホームレスの女性が突然襲われた悲劇がモチーフの同作で、17年ぶりに主演を務め、「残飯をあさっているシーンは本当におなかがすいていないとできない」と3キロ近く減量して挑んだ。柄本明(73)とも共演し「2人で歩くシーンで柄本さんが『なんでもない歩くシーンが一番難しいんだよなあ』って。深すぎて涙が出そうでした。ぼそっと言ってくれたのが宝物です」と感謝。柄本は「私良いこと言ったんだね」と照れくさそうに笑顔を見せた。