17日放送の俳優吉沢亮(28)主演フジテレビ系連続ドラマ「PICU(ピーアイシーユー) 小児集中治療室」(月曜午後9時)の第2話の世帯視聴率が7・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と18日、分かった。

初回は10・3%だった。

個人視聴率は4・3%だった。

初回は6・1%だった。

吉沢のドラマ出演は、昨年主演したNHK大河「青天を衝け」以来。PICUはPediatric Intensive Care Unitの略で小児専門の集中治療室。15歳以下の子供を対象の“子供のためのICU”だ。吉沢が演じるのは北海道で生まれ育った、27歳の駆け出しの小児科医・志子田武四郎(しこた・たけしろう)。幼いコロに父親を亡くし、母親(大竹しのぶ)に女手ひとつで育てられた。丘珠病院に新設されたPICUに異動を命じられ、科長で小児集中治療のパイオニア植野元(安田顕)と出会った。

第2話で、丘珠病院のPICUは、解決のめどすら立たない深刻な人材不足に直面したままだった。武四郎は「何かの役に立てるなら」と、休日を返上して出勤する。だが、同僚医師の綿貫りさ(木村文乃)や看護師長の羽生仁子(高梨臨)から「1人にカウントできるとは思えない」「ギリギリ半人前かどうか」などと冷たくあしらわれてしまう。

同じころ、PICUの科長・植野は「北海道PICU推進に向けた意見交換会」で北海道内の医師たちに協力を呼びかけていた。そこにやってきた札幌共立大学救急科科長の渡辺純(野間口徹)は「PICUに必要な経験と実力を兼ね備えるスタッフならば手放すはずはない」と植野に告げる。続けて渡辺は、PICU設置に動いた北海道知事・鮫島立希(菊地凛子)のことに触れ「彼女がやっていることは、次の選挙に向けての票集めでしかない」と言い放つ。

そんな折、丘珠病院にやけどを負った急患2人が救急搬送されてくる。9歳の姉の佐渡莉子(田中乃愛)は軽傷のようだったが、6歳の弟理玖(中村羽叶)は右肩全体に重度のやけどを追っていた。植野は、救命医の東上宗介(中尾明慶)や麻酔科医の今成良平(甲本雅裕)らの協力を得て理玖の治療を開始。武四郎には、姉弟の母京子(紺野まひる)と莉子についているよう指示した。