妻夫木聡(41)が18日、東京・丸の内ピカデリーで、主演映画「ある男」(石川慶監督)の初日舞台あいさつに出席した。ベネチア、釜山映画祭などに参加した作品で、妻夫木は「ようやく日本の方々に見てもらえる。感慨深いです」と喜んだ。

映画祭や宣伝活動を通じて、安藤サクラ、窪田正孝とも親交を深めた。妻夫木は「窪田君は共演シーンが1つもないけど、宣伝活動で窪田君を知るという…」と話すと、安藤は「2人がすごく仲良くなって、プライベートでボクシングをするようになって、なんなら夫(=柄本佑)と3人でボクシングをしてるから、私ももう1回始めようと思いました、さみしいから!」と明かした。

タイトルにちなんで、気になっている「ある○○」というトークテーマで、安藤は「妻夫木さんがインスタグラム始めたばっかで、いろんな写真を撮ってた。カメラを向けてくれたんですが、照れくさくて変な顔しちゃった。窪田君のいい写真は見るんですが、私のあれは載せられないような写真だったのかなって気になってます」と言うと、妻夫木は「何か食べてて、ムホっとなった顔しかなくて、さすがにムホっとした女優さんの顔載せられないかな、って」と応じた。

妻夫木はもう1つ、安藤の写真をあまり撮れなかった理由を明かした。「サクラちゃんが『やっぱりこの仕事向いてないと思う。久しぶりに現場に入ったけど、これで終わりにしようと思う』って。むやみにカメラ向けちゃいけないと思った。あれから1年半経ってるけど、全然仕事してる! 何だったんですか!」。

安藤は「初日からボロボロになって自信を喪失しまくってた。やっぱり日数重ねていったら、現場大好きだと思って、自信がなくても現場に行けるんだったら続けていこうと思った作品です!」と笑った。

ほか、清野菜名、小籔千豊、坂元愛登が出席。