King&Prince平野紫耀が主演を務めるTBS系連続ドラマ「クロサギ」(金曜午後10時)第6話が25日、放送され、平均世帯視聴率が7・5%(関東地区)だったことが28日、ビデオリサーチの調べで分かった。個人視聴率は4・3%だった。

第1話は9・2%、第2話は7・3%、第3話は7・5%、第4話は6・9%、第5話は6・2%だった。

ドラマは漫画「クロサギ」シリーズが原作。詐欺によって家族を失った主人公が、人生の全てをささげて「クロサギ」として詐欺師たちに立ち向かっていく物語だ。03年から13年まで「週刊ヤングサンデー」「週刊ビッグコミックスピリッツ」で連載され、単行本は累計発行部数850万部を超える。連載中の06年には山下智久主演で連ドラ化し、08年には映画化もされた。

第6話で、上海から帰国した黒崎(平野紫耀)は、氷柱(黒島結菜)と愛猫のクロと久々に再会した。無事に帰ってきた黒崎の姿を見て安堵(あんど)する氷柱だが、黒崎は御木本(坂東彌十郎)が最後に残した「お前の仇は俺で終わりじゃない」という言葉がずっと心に引っ掛かっていた。

また、黒崎と同じく御木本の死に直面した神志名(井之脇海)も、黒崎に対して何も出来なかった後悔が募っていた。

黒崎はやり場の無い気持ちを抱えながら桂木(三浦友和)の元へ御木本から手に入れた金を渡しに行くが、そこでスーツ姿の見知らぬ男が「かつら」に入っていくのを目撃した。

そして黒崎は桂木から新たにシロサギの情報を買った。そのシロサギは、マンション投資詐欺を働く一方で大学生を違法なバイトに誘い詐欺の片棒を担がせていた。そんなシロサギのターゲットにされたのは、氷柱の大学の同級生だった。氷柱は同級生を助けるために法律で詐欺師と闘おうと奮闘するが、その途中で「仕事中」の黒崎と遭遇してしまった。