アーティストとしても活躍する香取慎吾(45)が、個展「WHO AM I-SHINGO KATORI ART TOUR-」(7日~1月22日、東京・渋谷ヒカリエホール ホールA)の開幕を前に6日、同所で会見した。

19年に話題となった「BOUM!BOUM!BOUM!香取慎吾NIPPON初個展」から国内では約3年ぶり2回目の個展。東京の後、福岡、石川、福島での開催が決まっている。

香取は「子供の頃から絵を描くのが好きで、自分の絵をみんなに見てもらいたいと思っています。この渋谷はもちろん、全国を回れるなんて本当に夢のような話です」と個展開催を喜んだ。タイトルについては「自分がいろんなお仕事をさせていただき、歌やお芝居、バラエティーと、いろんな顔を持っている自分がいます。その一方、俺って誰なんだろうとかも思う。ポジティブな面もあれば、つらい時に下を向くときもある。今回のこの個展を通じて、僕の中身をもっと皆さんに知ってもらえたらなと思って、このタイトルにしました」。

個展は光エリアと闇エリアに分かれている。今回はあえて、闇の作品も展示したという。その理由を「これまでは、前向きな作品が多かったんですけど、実はこうちょっと下を向いてしまった時の絵ほど、僕は自分ではちょっと好きなものもあったりして。これ展示して大丈夫かなと相談した作品もあるんですが、僕のより深いところまで知ってもらいたいと思っています」と説明した。

この日早朝のサッカーW杯日本対クロアチア戦を観戦しており「もう本当に寝不足です」。そして「悔しかった。本当に悔しい。選手には拍手を送りたい。本当に楽しい時間でした。新しい景色は見られなかったとしても新しい地図は手に入れたのでは」。

草なぎ剛(48)は、ドラマ撮影もあり、東京での個展を訪れるのは難しいと話しているという。「でも、個展を準備していると言ったら、あっこれ、見たことないって、こんなのも見られるんだって言ってくれました。東京は無理なら、地方に来てほしい」。稲垣吾郎(48)には「この報道を見て、個展を知ったと思います。でも、知ったら、来てくれると思います」と話した。

中居正広(50)が年内休養を発表したことには「そっと、応援しています。ゆっくり休んでほしい。個展とかには興味がないけど、ゆっくり休んでとか言われるのも好きな人ではないので。そっと、応援してます」と「そっと」を何度も繰り返した。