「THE W」で6代目女王に輝き、喜ぶ天才ピアニスト
「THE W」で6代目女王に輝き、喜ぶ天才ピアニスト

天才ピアニストが6代目女王に輝いた。過去最多735組の頂点。賞金1000万円のほか、日テレ系人気番組への出演と冠番組の権利を得た。

決勝は12組を4組ずつ3つに分け、1ネタ終えるごとに暫定1位を決め、勝ち残った1組ずつが最終決戦に進出。審査員6人と視聴者投票の全7票で優勝を決めた。最終決戦にはヨネダ2000、天才ピアニスト、紅しょうがが進出していた。天才ピアニストは、4票を獲得した。

審査員は川島明(麒麟)、田中卓志(アンガールズ)、塚地武雅(ドランクドラゴン)、哲夫(笑い飯)、友近、野田クリスタル(マヂカルラブリー)の6人。

<天才ピアニストが6代目女王に輝く 賞金1000万円 過去最多735組の頂点>

<6代目女王の天才ピアニスト「芸人になるのを許してくれてありがとうと伝えたい」>

<昨年準優勝の天才ピアニストが6代目女王「単独ライブ毎月やってネタ磨いた」>

<天才ピアニスト1000万円の使い道「衣装がべらぼうにダサいので買い替えます」>

「女芸人NO1決定戦 THE W」で優勝した天才ピアニストの竹内知咲(左)とますみ(撮影・鈴木正人)
「女芸人NO1決定戦 THE W」で優勝した天才ピアニストの竹内知咲(左)とますみ(撮影・鈴木正人)

最終決戦 ヨネダ2000(A組1位) VS 天才ピアニスト(B組1位) VS 紅しょうが(C組1位)


ネタ順コンビ名票数川 島田 中塚 地哲 夫友 近野 田視聴者
 1紅しょうが          ○          
 2天才ピアニスト ○     ○     ○     ○ 
 3ヨネダ2000    ○           ○    

紅しょうが→漫才:あえて大げさに

天才ピアニスト→コント:家族の問題にVR

ヨネダ2000→コント:でっかいモヒカン

塚地「なるほどというネタ」

川島「竹内さんの切れ味が良かった」

「女芸人No・1決定戦 THE W」最終決戦で得ネタを披露する天才ピアニスト
「女芸人No・1決定戦 THE W」最終決戦で得ネタを披露する天才ピアニスト

Aブロック ヨネダ2000が最終決戦進出


<Aブロック第1戦:TEAM BANANA(吉本興業)-ヨネダ2000(吉本興業)>


 コンビ名票 数川 島田 中塚 地哲 夫友 近野 田視聴者
TEAM BANANA 3     ○  ○  ○          
ヨネダ2000 4  ○           ○  ○  ○ 

TEAM BANANA→漫才:結婚報告と私ごと

ヨネダ2000→コント:トイレで出したもの

川島「ヨネダ2000、2番手で最悪でした」

友近「TEAM BANANAは安心して見られた。ヨネダ2000はインパクト」

<野田クリスタル「段取りが多かったのを完璧にやってた」1票が勝敗を左右>

「THE W」の22年大会決勝AブロックでネタをみせるTEAM BANANA
「THE W」の22年大会決勝AブロックでネタをみせるTEAM BANANA
「THE W」の22年大会決勝のAブロックでネタをみせるヨネダ2000の誠(右)と愛
「THE W」の22年大会決勝のAブロックでネタをみせるヨネダ2000の誠(右)と愛

<Aブロック第2戦:ヨネダ2000(暫定1位、吉本興業)-さとなかほがらか(挑戦者、浅井企画)>


 コンビ名票 数川 島田 中塚 地哲 夫友 近野 田視聴者
ヨネダ2000 7  ○  ○  ○  ○  ○  ○  ○ 
さとなかほがらか 0                      

さとなかほがらか→コント:サポートセンターの保留音

田中「さとなかほがらかの演技力は抜群だった」

塚地「さとなかほがらかのメリハリはすごく上手い。ヨネダ2000との物語性とで」

「THE W」の22年大会決勝のAブロックでネタをみせる、さとなかほがらか
「THE W」の22年大会決勝のAブロックでネタをみせる、さとなかほがらか

<Aブロック第3戦:ヨネダ2000(暫定1位、吉本興業)-Aマッソ(挑戦者、ワタナベ)>


 コンビ名票 数川 島田 中塚 地哲 夫友 近野 田視聴者
ヨネダ2000 4  ○     ○  ○     ○    
Aマッソ 3     ○        ○     ○ 

Aマッソ→コント:採用面接

田中「Aマッソは完璧に近いネタ」

友近「Aマッソはクオリティ最後まで保っていた」

「THE W」の22年大会決勝のAブロックでネタをみせるAマッソ
「THE W」の22年大会決勝のAブロックでネタをみせるAマッソ

<ヨネダ2000が最終決戦進出 川島明「最大瞬間風速を評価」>

<野田クリスタル絶叫「嫌ですよ!ここ!」自身の投票結果が最後に発表される演出>



Bブロック 天才ピアニストがパーフェクトで最終決戦へ

<Bブロック第1戦:天才ピアニスト(吉本興業)-爛々(吉本興業)>


 コンビ名票 数川 島田 中塚 地哲 夫友 近野 田視聴者
天才ピアニスト 7  ○  ○  ○  ○  ○  ○  ○ 
爛々 0                      

天才ピアニスト→コント:他人のケンカを酒の肴にするおばちゃん

爛々→漫才:好きになった相手は居酒屋のおっさんバイト

塚地「天才ピアニストは全ボケが拍手笑い。爛々は浸透したら無敵に」

田中「天才ピアニストのツッコミが異常に上手い」

<天才ピアニストがBブロックのトップバッター 「まだ負けたと思ってない」ますみ>

「THE W」の22年大会決勝Bブロックでネタをみせる天才ピアニスト
「THE W」の22年大会決勝Bブロックでネタをみせる天才ピアニスト
「THE W」の22年大会決勝Bブロックでネタをみせる爛々
「THE W」の22年大会決勝Bブロックでネタをみせる爛々

<Bブロック第2戦:天才ピアニスト(暫定1位、吉本興業)-スパイク(挑戦者、吉本興業>


 コンビ名票 数川 島田 中塚 地哲 夫友 近野 田視聴者
天才ピアニスト 7  ○  ○  ○  ○  ○  ○  ○ 
スパイク 0                      

スパイク→コント:ミュージカルのような新人バイト

塚地「憑依型対決でおばはんとプリンセスではおばはんの方が」

<3年連続決勝進出スパイク、プリンセス風の店員ネタも0票「悔しかったです!」>

「THE W」の22年大会決勝Bブロックでネタをみせるスパイク
「THE W」の22年大会決勝Bブロックでネタをみせるスパイク

<Bブロック第3戦:天才ピアニスト(暫定1位、吉本興業)-フタリシズカかりこる(挑戦者、ワタナベ)>


 コンビ名票 数川 島田 中塚 地哲 夫友 近野 田視聴者
天才ピアニスト 7  ○  ○  ○  ○  ○  ○  ○ 
フタリシズカかりこる 0                      

フタリシズカかりこる→コント:七色の声を使い分ける女

川島「かりこるのネタは完ぺきすぎておこげの部分が欲しい」

友近「難しいネタを生放送でよくやった」

哲夫「生の声で落としどころがあれば」

<天才ピアニストが最終決戦進出 フタリシズカかりこる声変ネタで挑むも0票で敗退>

「THE W」の22年大会決勝Bブロックでネタをみせるフタリシズカかりこる
「THE W」の22年大会決勝Bブロックでネタをみせるフタリシズカかりこる


Cブロック 紅しょうがが最終決戦進出

<Cブロック第1戦:河邑ミク(松竹芸能)-エルフ(吉本興業)>


 コンビ名票 数川 島田 中塚 地哲 夫友 近野 田視聴者
河邑ミク 0                      
エルフ 7  ○  ○  ○  ○  ○  ○  ○ 

河邑ミク→コント:カンニングするあざと可愛い女子

エルフ→コント:ギャルのため口と敬語

田中「エルフは設定が絶妙」

塚地「河邑は緻密なネタだったが遊び代が少なかった」

川島「エルフのネタは森泉さんに見て欲しい」

「THE W」の22年大会決勝Cブロックでネタをみせる河邑ミク
「THE W」の22年大会決勝Cブロックでネタをみせる河邑ミク

<Cブロック第2戦:エルフ(暫定1位、吉本興業)-紅しょうが(挑戦者、吉本興業>


 コンビ名票 数川 島田 中塚 地哲 夫友 近野 田視聴者
エルフ 0                      
紅しょうが 7  ○  ○  ○  ○  ○  ○  ○ 

紅しょうが→コント:ゴミ捨て場で「男ホイホイ」

哲夫「紅しょうのボケが入れ替わる展開見事」

野田「紅しょうがは4分の使い方が良かった」

<紅しょうが最終決戦進出 酔っぱらいネタに「構成見事」「4分間の使い方うまい」>


<Cブロック第3戦:紅しょうが(暫定1位、吉本興業)-にぼしいわし(挑戦者、フリー)>


 コンビ名票 数川 島田 中塚 地哲 夫友 近野 田視聴者
紅しょうが 7  ○  ○  ○  ○  ○  ○  ○ 
にぼしいわし 0                      

にぼしいわし→漫才:攻めた水族館

塚地「にぼしいわしはボケもツッコミも聞いたことのないセンスあるワード」

川島「紅しょうがの執念が勝った」


<出場者>

Aブロック


 コンビ名  所属事務所
TEAM BANANA吉本興業
ヨネダ2000吉本興業
さとなかほがらか浅井企画
Aマッソワタナベ


TEAM BANANA(3年連続3度目)

◆TEAM BANANA(チーム・バナナ)藤本友美(ふじもと・ともみ)は1988年(昭63)6月28日生まれ、群馬県出身。山田愛実(やまだ・まなみ)は1988年(昭63)8月15日、群馬県出身。08年結成。吉本興業所属。THE Wには6度目の出場で3年連続の決勝進出。

「THE W」の22年大会決勝に進出したTEAM BANANAの藤本友美(左)と山田愛実
「THE W」の22年大会決勝に進出したTEAM BANANAの藤本友美(左)と山田愛実

ヨネダ2000(2年連続2度目)

◆ヨネダ2000 誠(まこと)1999年(平11)3月25日、東京都出身。 愛(あい)1996年(平8)9月19日、神奈川県出身。20年結成。吉本興業所属。THE Wには3度目の出場で2年連続の決勝進出。前回大会は王者のオダウエダに敗れた。

「THE W」の22年大会決勝に進出したヨネダ2000の誠(左)と愛
「THE W」の22年大会決勝に進出したヨネダ2000の誠(左)と愛

さとなかほがらか(決勝初出場)

◆さとなかほがらか 1993年(平5)1月26日、東京都出身。浅井企画所属。武蔵野美術大造形学部芸術文化学科卒業後、18年から中学時代の同級生とコンビを込んでいたが、21年に解散。その後はピンで活動。THE Wでは、初の決勝進出。

「THE W」の22年大会決勝に進出した、さとなかほがらか
「THE W」の22年大会決勝に進出した、さとなかほがらか

Aマッソ(3年連続3度目)

◆Aマッソ 加納(かのう)は1989年(平元)2月21日生まれ、大阪府出身。村上(むらかみ)は1988年(昭63)6月16日、大阪府出身。10年結成。ワタナベエンターテインメント所属。THE Wには4度目の出場で3年連続の決勝進出。前回大会は準優勝。

「THE W」の22年大会決勝に進出したAマッソの村上(左)と加納
「THE W」の22年大会決勝に進出したAマッソの村上(左)と加納


Bブロック


 コンビ名   所属事務所
天才ピアニスト吉本興業
爛々吉本興業
スパイク吉本興業
フタリシズカかりこるワタナベ


天才ピアニスト(2年連続2度目)

◆天才(てんさい)ピアニスト 竹内知咲(たけうち・ちさき)は1992年(平4)1月28日生まれ、京都府出身。ますみは1987年(昭62)4月28日生まれ、奈良県出身。16年NSC(吉本総合芸能学院)大阪校の同期で結成。吉本興業所属。THE Wには5度目の出場で2年連続の決勝進出。前回大会は準優勝。今年5月「第52回NHK上方漫才コンテスト」優勝。

「THE W」の22年大会決勝に進出した天才ピアニストの竹内知咲(左)とますみ
「THE W」の22年大会決勝に進出した天才ピアニストの竹内知咲(左)とますみ

爛々(決勝初進出)

◆爛々(らんらん) 萌々(もも)は1997年(平9)11月28日、大阪府出身。は大国麗(おおくに・うらら)1990年(平2)9月24日、京都府出身。17年結成。吉本興業所属。かつては別々のコンビで活動していたが、ともに解散し、結成。THE Wは4度目の出場で決勝初進出。

「THE W」の22年大会決勝に進出した爛々の萌々(左)と大国麗
「THE W」の22年大会決勝に進出した爛々の萌々(左)と大国麗

スパイク(3年連続3度目)

◆スパイク 松浦志穂(まつうら・しほ)は1984年(昭59)6月13日、山形県出身。小川暖奈(おがわ・はるな)は1990年(平2)2月7日、愛知県出身。09年結成。吉本興業所属。THE Wには3年連続の決勝進出。2大会前は新型コロナウイルス感染で決勝出場辞退も味わった。

「THE W」の22年大会決勝に進出したスパイクの松浦志穂(左)と小川暖奈
「THE W」の22年大会決勝に進出したスパイクの松浦志穂(左)と小川暖奈

フタリシズカかりこる(決勝初進出)

◆フタリシズカ かりこる 1996年(平8)7月23日、石川県出身。ワタナベエンターテインメント所属。普段は加賀谷秀明とコンビ、フタリシズカのボケ担当として活動。THE Wでは、初の決勝進出。音に関するコントが得意で、ボイスパーカッションやリコーダーが得意。

「THE W」の22年大会決勝に進出した、フタリシズカかりこる
「THE W」の22年大会決勝に進出した、フタリシズカかりこる


Cブロック


 コンビ名   所属事務所
河邑ミク松竹芸能
エルフ吉本興業
紅しょうが吉本興業
にぼしいわしフリー


河邑ミク(2年連続2度目)

◆河邑(かわむら)ミク 1994年(平6)8月8日、大阪府出身。松竹芸能所属。15年から活動。養成所時代から女性コンビ「8分音符」を組んでいたが、解散。ピン芸人に。THE Wでは、初の決勝進出。18、19年にR-1グランプリで決勝進出を果たした実力者。

「THE W」の22年大会決勝に進出した、河邑ミク
「THE W」の22年大会決勝に進出した、河邑ミク

エルフ(決勝初進出)

◆エルフ 荒川(あらかわ)は1996年(平8)8月30日、大阪府出身。はるは1996年(平8)6月16日、大阪府出身。16年結成。吉本興業所属。THE Wには3度目の出場で初の決勝進出。天才ピアニストは同期。荒川のギャルネタを押し出したネタが特徴。

「THE W」の22年大会決勝に進出したエルフの荒川(左)とはる
「THE W」の22年大会決勝に進出したエルフの荒川(左)とはる

紅しょうが(3年連続4度目)

◆紅(べに)しょうが 熊元(くまもと)プロレスは1990年(平2)11月30日、兵庫県出身。稲田美紀(いなだ・みき)は1989年(平元)1月30日、大阪府出身。14年結成。吉本興業所属。THE Wには5度目の出場で4度目の決勝進出。前々大会は準優勝。

「THE W」の22年大会決勝に進出した紅しょうがの熊元プロレス(左)と稲田美紀
「THE W」の22年大会決勝に進出した紅しょうがの熊元プロレス(左)と稲田美紀

にぼしいわし(2年ぶり3度目)

◆にぼしいわし にぼしは1992年(平4)6月13日、大阪府出身。いわしは1992年(平4)7月2日、大阪府出身。13年結成。高校の同級生で、NSC大阪校35期。吉本興業などに所属するも現在はフリー。THE Wは19年、20年大会に続く3度目の決勝進出。

「THE W」の22年大会決勝に進出したにぼしいわしのにぼし(左)といわし
「THE W」の22年大会決勝に進出したにぼしいわしのにぼし(左)といわし

<歴代の優勝者>


年度コンビ名      所属事務所
17年ゆりやんレトリィバァ吉本興業
18年阿佐ケ谷姉妹    ASH&Dコーポレーション
19年3時のヒロイン    吉本興業
20年吉住        プロダクション人力舎
21年オダウエダ     吉本興業
22年天才ピアニスト   吉本興業



<Aマッソら「THE W」決勝進出者12組を発表 6度目開催で過去最多735組がエントリー>


<クロちゃんが河邑ミクにTHE Wで「優勝したらリッツカールトンに連れて行ってあげるしん!」>


<海鮮に弱い?Aマッソ加納「今年もにぼしいわしがいる」と警戒心「THE W」3年連続決勝進出」>


<「THE W」今夜決勝 昨年から2組増12組で6代目お笑い女王の座争う/ファイナリスト紹介>


<野田クリスタル、初審査員に緊張感たっぷり「賞レースでいろんな目に遭ってきた」>


<昨年優勝のオダウエダの小田結希は涙「選ばないといけないんですよね」>