大手芸能事務所「サンミュージックプロダクション」は10日までに、所属する女性アイドルグループ「wqwq」が、9日の東名高速道路で追突事故に巻き込まれ、一部イベントなどに出演中止していることを公式ホームページで発表した。

発表では「ファンの皆様　関係者の皆様へ」と題し「先日、12月9日～11日の急なスケジュールの変更、出演辞退に関しまして、心よりおわび申し上げます。当事態の一連の確認が取れましたので、お知らせいたします」と報告。その理由として「当日（12月9日）14時頃、東名高速道路上におきまして、メンバー、スタッフが乗車した移動車が追突事故に巻き込まれました。渋滞に差し掛かり、速度を落とし、渋滞の最後尾にまもなく停車するぐらいのタイミングで、後方より来たトラックに追突をされたというのが原因となります」と説明した。

すぐ公表に至らなかったのは「メンバー並びにスタッフの容体が正確に把握できていなかったこともあり、中途半端な情報でファンの皆様を余計な心配をかけないように配慮した結果です」とも説明。「その日の内に全員受診し、幸い大事には至らず、容体も安定しましたので、改めてお知らせさせていただきたいと思い、当書面にてお伝えさせていただいております。現状といたしましては、メンバー、スタッフには多少のけがが残る状態とはなりましたが、入院が必要な程ではなく、しばらく安静にしておけば十分完治する程度です」とメンバーの無事も報告した。

同社は「名古屋でのライブや週末のライブを楽しみにしていただいた方々、大変ご心配、ご迷惑をおかけして申し訳ありません。心よりおわび申し上げます。今後のスケジュールに関しては、メンバーの容体をみながら慎重に進めて参ります。今後、当件に関してのメンバーへの質問等はお控えくださいますよう、お願い申し上げます。また元気な姿で皆様の前に出られますよう、少しだけお時間をください。今後ともwqwqへのご声援、ご愛顧、何とぞ、よろしくお願い申し上げます」とした。