結成15年以内で争われる漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2022」の決勝が開幕した。5年ぶり3度目の審査員復帰となる博多大吉(51)は黒いスーツ姿で登場。一礼しながら両手を合わせてステージに降り立った。司会の今田耕司から話を振られると「こんなカムバックってあるんですか」と一言。同じく審査員のダウンタウン松本人志から「顔疲れてる」と突っ込まれた。

大吉はその後も「何で僕なんですか」と止まらず、「一言だけいいですか。太田さんのせいですよ!」と審査員オファーを固辞したとされている爆笑問題太田光の名前を出して笑いを誘った。

審査については「みんな面白いから、あえてダメなところを探して。なかなか厳しいんですけど」と語った。

同大会は、決勝進出9組プラス敗者復活戦の勝者の計10組がファーストラウンドでネタを披露する。7人の審査員(博多華丸・大吉の大吉、山田邦子、サンドウィッチマン富澤たけし、中川家・礼二、ナイツ塙宣之、ダウンタウン松本人志、立川志らく)がそれぞれ100点満点、合計700点満点で採点する。合計得点の上位3組がファイナルラウンドに進み、2度目のネタを実施し、最も審査員票を多く獲得した組が優勝する。

王者には、第18代漫才日本一の称号と賞金1000万円が与えられる。

今年は昨年まで審査員を務めた上沼恵美子(67)とオール巨人(71)の両ベテランが勇退。大吉と、初審査員となる山田邦子(62)が加わって行われる。今回は過去最多7261組がエントリーした。

◆決勝審査員 ダウンタウン松本人志、中川家礼二、立川志らく、ナイツ塙宣之、サンドウィッチマン富澤たけし、博多大吉(17年以来の復帰)、山田邦子(初)

【M-1】過去最多7261組の頂点、漫才日本一は誰の手に/決勝ライブ速報中>>