元衆院議員の金子恵美氏(44)が11日までにブログを更新。新型コロナウイルスの死亡者数をめぐるテレビ番組での発言から一部から誤解を受け、あらためて説明した。

金子氏は、火曜レギュラーを務めるTBS系情報番組「ゴゴスマ」での発言について、「ネット上で、揚げ足をとるような発言がありました。誰が高齢者だったら亡くなってもいいと言った? という気持ちになりましたが、言葉足らずならば改めて説明しましょう」と言及した。

同番組ではコロナ死亡者数が急増していることを取り上げ、金子氏は死亡者のほとんどが10~30代ではなく高齢者であることを受け「冷静に見るべき」と発言。この発言がネット上では高齢者の命を軽視したと受け取られ、批判の声が上がっている。

金子氏は自身の発言について、「『コロナ死亡者急増』というテレビ画面に記された表記にいたずらに恐れることはないのではないか。亡くなった方の数字の内訳で判断すべきで、これが急に10代~30代の元気な世代で死者が急増しているのだったら、これは今までと傾向が変わってきたこととして考えないといけないですが、データででている9割以上が高齢者だとするならば、それは従来言われてきたハイリスクの世代の方であり、『急増』というワードに動揺することなく冷静に見るべきだ、と言ったわけです」とあらためて真意を説明した。

さらに「人の命に年齢差はない…当たり前じゃ! と思うのです。私は日本社会全体のことを、人の命と経済のバランスを考えながら政治は進めていかなければならないという視点から申し上げたまでです」とした。