女優北川景子(36)主演のフジテレビ系連続ドラマ「女神(テミス)の教室~リーガル青春白書~」(月曜午後9時)の第4話が30日に放送され、平均世帯視聴率が6・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが31日、分かった。第1話から、10・5%、7・9%、7・0%だった。

平均個人視聴率は3・9%。第1話から6・4%、4・7%、4・2%だった。

北川は同局看板ドラマ枠「月9」出演5作目にして初の主演を務め、裁判官で実務家担当教員の主人公・柊木雫(ひいらぎ・しずく)を演じる。柊木と周囲を取り巻く人々が自身の価値観をぶつけ合いながら、法曹界のあり方を問うリーガルエンターテインメントドラマ。

柊木と正反対のキャラクターで、判例オタクの天才教官、藍井仁は山田裕貴(32)が演じる。裁判官や検察官、弁護士などの“法曹界”を目指す学生たちが通う法科大学院(ロースクール)「青南ロー」が舞台となる。脚本は「ラジエーションハウス」シリーズの大北はるか氏と神田優氏が務める。

第4話では、藍井のゼミの選抜テストが予定より前倒しで実施されることになった。藍井ゼミに何としてでも入りたい学生たちは、柊木の講義でも授業そっちのけでテスト対策に夢中になってしまう。真中信太郎(高橋文哉)らも選抜テストに備える中、藍井から照井雪乃(南沙良)が実務演習を辞めたと聞かされ動揺。柊木は学生たちの焦りを察しながらも、新たな事案を提出する。

今回柊木が学生たちに課すのは、民事事件に関する事案。とび職の一人親方Aが元請け業者の工務店B社から依頼を受けて仕事中、マンションの2階から転落してケガを負い、1カ月後に硬膜外出血を起こして急死。原因は転落事故だった。Aの妻は転落防止ネットの設置を怠ったB社に損害賠償請求したが拒否されている-。どのような結論が妥当か検討するよう、柊木は学生たちに指示した。

そんな中、真中は久しぶりに会った学生時代の友人たちとの飲みの場で一流企業に就職した彼らの近況を知り、友人と自身の状況を比較して焦りを募らせた。さらに妹の美羽(山口まゆ)からは、真中自身が学生時代に就職活動で失敗した会社から内定をもらったと報告された。

ついに選抜テスト当日。予想以上の問題数が出題される中、スラスラ問題を解く雪乃、そして考え込みながらも解き進める桐矢(前田旺志郎)、水沢(前田拳太郎)、向日葵(河村花)たち。一方、真中は最近のイライラから問題に集中することが出来ないうちに時間が過ぎてしまう。