吉高由里子が主演するテレビ朝日系ドラマ「星降る夜に」(火曜午後9時)の第5話が14日に放送され、平均世帯視聴率が6・8%(関東地区、速報値)だったことが15日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は4・0%だった。

前回の世帯は6・1%、個人は3・5%。

孤独に生きる産婦人科医・雪宮鈴(吉高)と、10歳年下の遺品整理士・柊一星(北村匠海)によるラブストーリー。脚本は、24年NHK大河ドラマ「光る君へ」でも吉高とタッグを組む大石静氏が手がける。

◆第5話のあらすじ

ついに思いが通じ合い、2度目のキスを交わした鈴と一星。その矢先、マロニエ産婦人科医院の同僚・佐々木深夜(ディーン・フジオカ)から鈴に、緊急連絡が入る。一星の親友・佐藤春(千葉雄大)が、突然激しい腹痛に襲われた妊娠中の妻、佐藤うた(若月佑美)を連れて、病院に飛び込んできたのだった。慌てて病院に駆けつけ、処置に取りかかる鈴。妻の身を心配し、パニックに陥る春。そんな春を懸命に支える深夜。騒然とする院内の中、音のない世界で生きる一星はひとり、目の前の状況を理解することができずに立ち尽くす。愛する人を、親友を助けたい、だけど自分はなにもできない。一度感じてしまった無力感は、あらがおうとすればするほど無情にも増していき…。

一方、妻の妊娠をきっかけに、親友である一星と気まずい関係になってしまった春。父親になることへの答えも出ないまま思い悩む春は、ふと一星との出会いを思い出す。会社を辞め家にこもっていた数年前、隣の家に現れた遺品整理士が一星だった。