NHK Eテレ「ニャンちゅう」シリーズのキャラクター、ニャンちゅうの声などで知られ、難病の「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」と診断されて闘病している声優の津久井教生について17日、所属する81プロデュースが現在の状況について報告した。

「津久井教生についてのご報告」とし「津久井教生は、かねてより闘病中の筋萎縮性側索硬化症(ALS)の症状が進行し、昨年末に気管切開の手術を行うと同時に人工呼吸器を装着いたしました」と報告。

現状については「幸いにも、年明け早々に退院をすることが出来て現在は自宅での生活に戻っております」としているが「現在、残念ながら声を発することは大変厳しい状態となりましたが、津久井本人はこれまで通り前向きに病と向き合い、頑張って日々を過ごしております」と報告している。

続けて「当社は所属俳優である津久井教生に『今』できることを模索し、これからも責任をもってマネジメントを続けてまいる所存です」と結んだ。

津久井は19年にALSと診断されたことを公表している。昨年7月には自身のブログで人工呼吸器を装着することに対してさまざまな葛藤や苦悩があることを明かしていた。