元モーニング娘。後藤真希(37)の弟で男女ユニットEE JUMP元メンバーのタレント後藤祐樹(36)が18日までに、SNSなどで、15年に結婚した妻の千鶴さんが子宮頚(けい)がんの検査で陽性反応となったことを公表した。

後藤はツイッターで「妻が病院で癌の検査をしたのですが、子宮頚がんの検査で陽性反応が出てしまいました。女性の皆様、定期検査は大切な人の為、自分自身の為にも必ず受けて下さい」と記し、千鶴さんと2人で撮ったYouTube動画を告知した。

動画では後藤が「僕の妻が子宮頸がんの検査に引っかかってしまいまして、そのことについて、詳しくお話しさせていただければと思います」と報告。千鶴さんが不妊治療を受けている産婦人科から、子宮頸がんの検査に引っかかったため大きな病院での精密検査をすすめられたという。子宮内膜ポリープや腎盂(じんう)腎炎をわずらった過去も明かし、現在は生理不順のため通院していたと思っていたという後藤は「ものすごいビックリした」と振り返ると、「うちの奥さんも検査の電話が来た時に泣いていたので、気が気じゃなかったですね、正直」と胸中を語った。

千鶴さんは検査について自らの口で説明。症状により5つのレベルに分かれるが、現状は結果待ちで「どこに当てはまるか分からない」という。後藤も「今日の検査結果が1週間ぐらいで出るんだっけ。その結果を待って、その状態によっては不妊治療とかできなくなる可能性もある」と赤裸々に語った。

後藤は「本当だったら自分自身が変わってあげられたりとかすれば思うけど、100%できない」と苦悩も明かしたが「とにかく良い結果であることを願うしかない」と、そろって気丈な様子で語った。

病状をYouTubeで公表した理由も説明。後藤は「まさか自分がなるわけないと思っている人って若い人の中だと多いと思う。ちぃもそうで…俺も奥さんがなるとは思ってもなかったし、そうなった時にものすごいショックを受けたし、悲しい気持ちになったし、こういう思いをなるべくしないために」と、特に若い人に向けた注意喚起の意味を込めたとし、定期的な検査の受診を呼びかけた。診断結果などについても今後、公表するとしている。