フリーアナウンサー宇賀なつみ(36)が25日、都内で初エッセー「じゆうがたび」(幻冬舎)発売記念イベントを行った。

海外は30カ国を旅行し、国内は47都道府県を制覇しているほど旅好きな宇賀が、旅の記憶を通して自分自身のこれまでをつづっている。

おすすめの旅行先は地中海とし「ワインもおいしいし、お魚もおいしい」。大のお酒好きでも知られ、海外では「お酒に助けられています」という。「英語は得意ではないのですが、お酒を飲むと気が大きくなるのか、陽気にしゃべれるようになる。通訳の役割を果たしてくれている。結果的に、その場にいる人と仲良くなっているのはお酒の場」と笑顔で話した。

エッセーでは、テレビ朝日時代の回想や、完全フリーランスで活動する現在の思いなど「今まで話していないこと」も収めたという。「エッセーといっても、意外と中身はごつごつしている。なぜ会社を辞めたんですかとか、なんで事務所に入らずフリーでやっているんですかとか、その答えを初めて書けた」と自信をみせていた。