女優剛力彩芽(30)が25日、都内で、映画「仁義なき幕末-龍馬死闘編-」(橋本一監督)公開初日舞台あいさつに出席した。

幕末にタイムスリップした令和のヤクザを描く新感覚時代劇。剛力は、主演の松田凌(31)ふんする坂本龍馬の妻・おりょうを演じる。

物語にちなみ「10年前にタイムスリップしたら当時の自分になんと声をかけるか」と聞かれると、剛力は20歳の頃を振り返り「本当にたくさんのお仕事をさせていただいた。昔から楽しかった記憶しかないけど、『そのまま進め』と言いたいかな」と話した。

当時は多忙を極めたが「1つ1つのことを忘れちゃダメだよとも言いたい」といい、「10代20代前半の記憶が結構残っていて、その時の感覚を忘れちゃダメだよと言いたい」と語った。

初共演となった松田の印象も語り「お部屋にいらした松田さんを見て、『あ、龍馬さんだ』と。あの存在感と包み込んでくれる優しさで、このままおりょうになれると確信を得られた」と感謝していた。

映画と演劇の融合を試みる東映のメディアミックスプロジェクト「ムビ×ステ」の第5弾作品。松田のほか矢崎広、荒川ちか、石黒英雄、本田礼生、本宮泰風、橋本監督も登壇した。