俳優小関裕太(27)が27日、都内で、映画「長ぐつをはいたネコと9つの命」(ジョエル・クロフォード監督)大ヒット舞台あいさつに登壇し、幼少期に憧れたヒーローとの初対面を語った。

この日は同じく日本語吹替版キャストを務めた山本耕史(46)と初対面。「実は17年前、小学4、5年生の時に共演させていただいたので今日はご一緒できてうれしい」と笑顔。山本の印象について「めちゃくちゃ真摯(しんし)だなと。レディーになった気分でした」と喜んだ。

アニメーションの声優を初めて経験し「子ども達からの反響をもらうのが初めてで、リクエストをもらうことが初めてで、こそばゆいけどうれしかったですね」と明かし、子ども達からのセリフのリクエストは「ノリノリでやりました」と会場を笑わせた。

作品にちなみ、なりたいヒーローについて答える場面では「僕が影響される方ってやるべきものに費やす精神力が強くて走り続けている人」と話し、幼少期のヒーローは「幼稚園の時、戦隊モノでブルーをやっていた照英さん」と明かし、笑いに包まれた。

照英はスーパー戦隊シリーズ「星獣戦隊ギンガマン」でギンガブルー役で出演。小関は一度だけ会ったことがあると明かし「NHKの子ども番組をやっていたときに、トイレで照英さんがいて震えました。トイレしながら声かけちゃいました。『ありがとう』って言ってくれました」と声を弾ませると、山本は「照英さん良い人ですよ。自分のスタンプとか打ち返してきますからね。男って感じ。(本人に)言っときますよ」と小関を喜ばせた。