King&Prince高橋海人(24)とSixTONES森本慎太郎(25)主演の日本テレビ系連続ドラマ「だが、情熱はある」(日曜午後10時30分)の第1話が9日、放送され、世帯平均視聴率が4・7%(関東地区、速報値)だったことが10日、ビデオリサーチの調べで分かった。個人視聴率は2・8%だった。

高橋がお笑いコンビ、オードリー若林正恭役、森本が南海キャンディーズ山里亮太役を演じ、2人の半生を描く作品。極度に人見知りな超ネガティブの若林と、被害妄想と嫉妬に狂う山里。今や売れっ子の2人だが、幼い頃にねじ曲がった性格が確立され、いばらの道をもがき苦しみながら突き進んだ実話をもとにした青春サバイバルストーリーとなっている。

第1話では、時は2021年5月31日。世にコロナウイルスがまん延する中、オードリー・若林正恭(高橋海人)と南海キャンディーズ・山里亮太(森本慎太郎)は、無観客配信ライブのステージに立とうとしていた。それぞれコンビとしての活動がある一方で、コンプレックスを抱える者同士で新しいネタを見せようと結成したユニット「たりないふたり」の解散ライブだ。

ライブを見守るプロデューサー・島(薬師丸ひろ子)がふたりを引き合わせたのは、それより12年も前、2009年までさかのぼる。どちらもコンビとして売れてはいたが、注目されるのは相方ばかりで、若林も山里も、いわゆる“じゃない方”。

そんな時期に、初対面でいきなり居酒屋にふたりきりにされた若林と山里は、お互いメニューを見つめたまま沈黙…。自意識過剰で人見知りな若林は、何を話してもおもしろくないと思われそうでしゃべれない。

人をうらやみ嫉妬にまみれる山里は、先に口を開いたら負けだと思ってしゃべれない。ふたりとも幼少期に大人から植え付けられた“呪いの言葉”によって、人と関わることが異常なほど苦手になってしまったのだ。…が、そんなふたりがそもそもなぜお笑い芸人になったのか?

全ては、あり余るエネルギーの使い道すら知らなかった青春時代の、ほろ苦い事件が始まりだった…。

極度に人見知りな超ネガティブ男と、被害妄想と嫉妬に狂う男が、いばらの道をもがき苦しみながら突き進む! 笑いと涙の青春サバイバルストーリーが幕を開ける。