世界的人気ゲーム「スーパーマリオブラザーズ」を原作とした米アニメーション映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」のジャパンプレミアレッドカーペットイベントが18日、都内で行われた。“マリオの生みの親”として知られる任天堂取締役フェローの宮本茂氏や、宣伝アンバサダーの女優西野七瀬(28)らが出席した。
宮本氏は「やっとこの日が来ましたね」とほほ笑んだ。「ゲームを遊んだことがある人も、ない人も、楽しい1時間半になるように作っていますので、応援してください。リビングをそのまま持って来たみたいな楽しい映画になると思います」と呼びかけた。 同作を見たばかりという西野は「大迫力にずっと興奮しっぱなしでした。世代を超えて愛されているマリオなので、家族でみんなでも楽しんでほしいなと思います」とアピールした。
同作は「ミニオン」シリーズなどで知られる制作会社イルミネーションが長編3Dアニメとして制作。ニューヨークを舞台に配管工のマリオとルイージが、地下で水道管の修理をしている際に謎の土管を通じて魔法の世界に迷い込むストーリーだ。今月5日に米国などで公開され、公開から5日間でアニメ映画としては史上最高となる3億7700万ドルの世界興行収入を記録し、既に累計興行収入1000億円に迫る大ヒットとなっている。日本では今月28日に公開される。
宮本氏とともに共同プロデューサーを務めたイルミネーション最高経営責任者のクリス・メレダンドリ氏も出席。宮本氏が「僕にとっては、初めてのアニメ映画デビューということで、それをこんな派手に飾らせていただいていいのかと思っています。クリスさんのおかげです」と感謝。メレダンドリ氏は「個人的にも宮本さんと一緒に制作ができたということが光栄に思っております」と返した。
約10年前に2人で会話をしたことが映画制作のきっかけだという。宮本氏は「映画を作ってみてもいいかなと(以前から)思ってはいたんですけど。クリスさんの映画の作り方と僕の映画の作り方が似てるな、という話をして。クリスさんと一緒に作ったら面白いかなと思いました」と説明。メレダンドリ氏は「2014年にお会いできる機会をいただいて、飛び付きました」と笑顔を見せた。
完成した映画について宮本氏は「大きなスクリーンでマリオが出てきても大丈夫かと心配していたんですけど、40年前に8ビットで書いていた平面が、3Dになってだいぶ進化してはいたんですけど、今回本当に人間になった、って思えました」と喜んだ。日本語版については「いわゆる“吹き替え版”じゃない。最初から脚本を日本語も同時に作っていた。“スーパー日本語版”です。会話がすごく自然なんです。日本語版も英語版も見ていただきたいです」とアピールした。



