桐谷健太が主演するテレビ朝日系ドラマ「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」(木曜午後9時)の第2話が20日に放送され、平均世帯視聴率が9・1%(関東地区)だったことが21日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は5・1%だった。

前週の世帯は8・4%、個人は4・6%

「出世」「結婚」「手柄」など人間味たっぷりの願望を抱えた元体育教師の刑事、仲井戸豪太(桐谷)が、周囲とぶつかり合いながら事件解決に向け奮闘するサスペンスコメディー。刑事、検事、裁判官と異なる立場や経歴の人物たちが対立しながら交わっていく姿を描く。脚本は福田靖氏。

◆第2話のあらすじ

人気俳優・葛城悠真(山下航平)が地元の横浜で何者かにスパナで殴られ、顔を蹴りつけられる傷害事件が発生した。このニュースに世間は大騒ぎで、横浜みなとみらい署の署長・牛島正義(伊藤淳史)も、豪太ら強行犯係の面々にハッパをかける。しかし、事件現場の防犯カメラに映っていた犯人はパーカのフードをかぶっている上に、サングラスとマスクを着用しており、顔は判別できない。豪太と目黒元気(磯村勇斗)が入院中の葛城に事件当時の話を聞くと、葛城自身も犯人の顔は見ていないという。

ところが、捜査は早々に急展開を迎える。なんと、すぐに犯人と同じ柄のパーカを着た人物が見つかった。その人物は、超人気俳優・屋敷マモル(楽駆)と同じ事務所に所属する落ち目の俳優・田中克也(橋本淳)だった。事務所の社長・木崎陽子(千葉雅子)によると、田中は葛城主演のドラマに端役で出演するため、3週間前に撮影に参加。葛城と同じシーンの出番はなかったというが…。