桐谷健太が主演するテレビ朝日系ドラマ「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」(木曜午後9時)の第4話が4日に放送され、平均世帯視聴率が7・4%(関東地区、速報値)だったことが8日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は4・2%だった。

前週の世帯は9・6%、個人は5・3%。

「出世」「結婚」「手柄」など人間味たっぷりの願望を抱えた元体育教師の刑事、仲井戸豪太(桐谷)が、周囲とぶつかり合いながら事件解決に向け奮闘するサスペンスコメディー。刑事、検事、裁判官と異なる立場や経歴の人物たちが対立しながら交わっていく姿を描く。脚本は福田靖氏。

◆第4話のあらすじ

目出し帽で顔を隠した3人組の男が無人ギョーザ店に侵入。126パックもの冷凍ギョーザを盗んだ上に、鉢合わせになった女性を突き飛ばして逃走した。捜査を開始した仲井戸豪太(桐谷健太)ら横浜みなとみらい署強行犯係の面々は、盗まれたギョーザがフリマアプリに出品されているのを発見。出品者が大学生・三鷹蒼(濱田龍臣)であることを突き止める。

ところが、豪太と目黒元気(磯村勇斗)が事情聴取をすると、三鷹は「アカウントを乗っ取られた」と主張し、窃盗傷害事件への関与もギョーザの出品も否認。事件があった時刻も、バイト先で知り合った女子高生とボイスチャットをしながら、ソーシャルゲームをしていたという。しかも、この証言を受け、強行犯係の係長・江戸一(古田新太)の顔色が一変する。その女子高生は、最近何かと反抗的な娘の陽葵(飯沼愛)だった。

江戸が慌てて確認すると、陽葵も三鷹とゲームをしていたと証言。しかしその矢先、三鷹のアカウントに乗っ取られた形跡はないことが判明する。ギョーザを出品したのはやはり三鷹本人なのか、陽葵のアリバイ証言はウソなのか。疑惑が深まる中、みなとみらい署に呼び出された陽葵は「警察なんか大嫌い!」と、敵意をあらわにする。