多国籍男性グループ「NCT」の派生ユニットとして、中華圏を中心に活動する「WayV(ウェイブイ)」が7日、神奈川で、日本初の単独イベント「WayV JAPAN EVENT 2023 ‘The First Vision’」を開催した。
中華圏で爆発的な人気を誇るグループが、日本での活動を活発化させる。中央に「V」と緑色に点灯する巨大なセットが登場し、メンバーにスポットライトが当たった。待ちに待った単独イベントに、WayZenNi(ウェイズニ=ファンの通称)からは大歓声が送られた。テン(27)が「今日も会いたかったですか? 僕はもっともっと会いたかったです」と日本語で愛を語ると、ファンは一瞬でメロメロとなった。そして「今日は雨が降っていますが、みなさんに会えて気分が晴れました。最後まで一緒に盛り上がっていきましょう」と、立て続けに完璧な日本語で呼びかけた。
19年1月に、中国と韓国でリリースされた「Regular (Chinese Version)」でデビューした。初の日本での単独イベントに、リーダーのクン(27)は「2日間こんなにたくさんのファンの皆さんが会いに来てくださって本当に光栄です。これからもたくさんいろんなチャンスがあると思いますので、期待していてください」と話した。
イベントは2日間開催され、計2万人を動員した。ヤンヤン(22)は「この会場の景色にとっても感動しました。本当にとても美しい場面だと思います」。シャオジュン(23)は「いつか日本でもコンサートができるんじゃないかなって思いました。もし本当にしたら、みなさん来てくれますよね?」と自信になったようだ。
ヘンドリー(23)は、好きな日本語について「うそです」とし、「なんとなく聞き取れていなくても、『うそです』って言ったら分かっている感じがしますね」とジョークもたっぷり。ヤンヤンは来日にあたり財布を忘れてきたというが、テンに甘えながらお願いしたら買ってくれたと笑って明かした。
今後、日本でやりたい事についてクンは「日本ではステージをたくさんしたいです。今日みたいなファンミーティング、ファンサイン会みたいなのをしたいです」。ヤンヤンは「知らない状態でドッキリされたいです」と意外な願望を明かした。テンは「僕は日本の歌を皆さんの前で歌いたいです。多様な日本語の曲を歌ってみたいです」と意気込んだ。
イベントは約2時間で、初の日本オリジナル楽曲「Welcome To My Paradise」や「Take Off」など、全9曲を披露。同じ事務所で後輩にあたるaespaの「Illusion」などのダンスカバーも披露。星野源の「恋」では、キレキレな恋ダンス&甘い歌声でカバー。初の日本イベントで、約2万人を恋に落としてみせた。【佐藤勝亮】
◆WayV 「活動グループ、メンバー数の制限がない」という新しい概念のグループ「NCT」から派生したグループ。グループ名には「We are your vision」というスローガンとともに、音楽的力量を基盤に世界的なアーティストへと成長するという想いが込められた。19年1月に、中国と韓国でリリースされた「Regular (Chinese Version)」でデビュー。
22年12月28日にリリースした4枚目のミニアルバム「Phantom-The 4th Mini Album」の収録曲「Phantom」は、22年12月29日のiTunesトップアルバムチャートで世界24地域で1位を獲得。また22年12月29日のQQミュージック(中国メイン配信サイト)の急上昇チャートでもアルバム全曲が1位から12位までチャートインした。
NCTは「Neo Culture Technology」の頭文字。他に「-U」「-127」「-DREAM」などが派生ユニットとして世界中で活躍している。



