高畑充希、田中圭がダブル主演するテレビ朝日系ドラマ「unknown」(火曜午後9時)の第4話が9日に放送され、平均世帯視聴率が5・6%(関東地区、速報値)だったことが10日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率が3・4%だった。

前回は世帯が6・2%、個人が3・3%だった。

大切な人の秘密を知った時、変わらずに相手を愛し続けることができるのかがテーマ。カップルの愛を描くラブストーリーに、連続殺人事件が交錯するラブ・サスペンス。高畑が週刊誌のエース記者・闇原こころ、田中が交番勤務の警察官・朝田虎松を演じる。

◆第4話のあらすじ

「俺のおやじは、殺人犯なんだ…」

眠るこころに、つぶやくように真実を告げた虎松は部屋を飛び出し、ひとり涙する。

実は告白を聞いていたこころは、悩んだ末に、昔から虎松を知る先輩警察官・世々塚(小手伸也)を呼び出し、虎松の父・一条彪牙(井浦新)が20年前に起きた一家惨殺事件の犯人で、その第一発見者が当時中学生だった虎松だった…という衝撃の真相を知る。

時を同じくして、父親の海造(吉田鋼太郎)にも、虎松が「殺人犯の息子」であるという真実を知られてしまい、「婚約破棄だ!」と大反対される。

一方、春陽町で起こった「血を抜かれた連続殺人事件」に新展開が訪れる。現場に残された「吸血鬼の落書き」と「413」という数字は、殺害予告ではないか…と、闇原漣(井上祐貴)が主張しはじめた。捜査本部の南十字初(新納慎也)と虎松は、落書きをした人物の特定を急ぎ始める。さらに漣は、「虎松の父親の事件も、まだ解決したとは思っていない」と意味深な発言を残す。

そんな中、こころは自分をかばって刺され、仕事を休んでいる加賀美圭介(町田啓太)の様子を見に自宅へ。熱に浮かされる加賀美を看病しようとするが、ついつい自分の抱えた悩みを相談し始めてしまう。いつも加賀美の優しさに甘えてばかりだと思ったこころは、ふと加賀美に「ありがとう」と言葉を投げかける。すると加賀美は突然、こころを荒々しく引き寄せて…。