歌手坂本冬美(56)が9日、都内で、新曲「再会酒場」の発売イベントを行った。新曲タイトルに加え、新型コロナウイルスの分類が5類に変更されたこともあり、ライブステージ併設の居酒屋で、選ばれたファン36人を迎えて開催した。

坂本は新曲のほか、カップリング曲「酒よ」や「祝い酒」を披露。ファンからは大きな冬美コールが飛び「みなさんいい声ですね。デビューから応援してくださっている方なんですよ。都はるみさんが引退されてから。あっ、マネジャーのお母さんも来ていただいて」などと、ファンとのやりとりも再開させた。

さらに、ステージではカラオケのワンポイントレッスンも。「再会できた喜びを祝して、気持ち良く歌っていただければ。のれんを思い切って開ける勢いで、歌いだしてくれればいいと思います」。

コロナ禍ではさまざまな動画をYouTubeで配信して話題になった坂本。新曲の発売前の4月には、「再会酒場放浪記」と題して、都内の数軒の酒場を訪ねて新曲などを披露した動画が評判を呼んでいる。「居酒屋をはしごしました。うかがったおすし屋さんは、いつも紅白歌合戦の楽屋でいただいているおすしなんですが、初めて食べたようにふるまうのに、大変でした」。

坂本は「ファンの皆さんの声援がうれしかったです。コロナ前と変わらなかった。歌い手の私でも、声を常にださなきゃと、壁に向かって自主練するのですが、ファンの皆さまも負けじと発声練習をしててくださったんだなって思うぐらいの素晴らしいかけ声でした。本当にうれしい限り、もう感無量ってこういうことなんでしょうね」。

カップリング曲「酒よ」を作った歌手吉幾三からは、よく電話がくるという。「2~3カ月に1回はきますね。藤あや子はだんながいるからいいけど、お前はひとりだからなって、決め付けられて。安否確認だって。でも、ありがたいですね」。先日も、浅草のすし店に、藤とともに招かれたという。「仕事の話もしますね。3人で旅番組をやってみたいなと、妄想で話していました。どこそこに行って、俺がこういうから、お前らはこうしろとか。もう1つの番組が出来上がってました。放送局のみなさん、もしよろしかったら、吉さんの事務所までご連絡ください」。

イベント後には、実際の居酒屋フロアに席を移して、ファンと実際に乾杯も行った。

最後に坂本は「この曲をヒットさせて全国を回ってコンサートをやりたいですね。以前は、疲れていた時など腰が重かった時もあるのですが、今は、コンサートの前は遠足に行く前日の小学生のようにうれしいです。全国で、行けてないところがたくさんありますので、全国を回れるようになりたいなって。それが一番の夢です」と語った。

同曲は男歌ではあるが艶っぽい。プライベートについて聞かれると「今は、Snow Manの目黒蓮くんに夢中です。1回でいいから一緒に飲みたいですね。誠実さに加えて、昭和のにおい、おとこ気を感じます。こんなに思ったのは田原俊彦さん以来です」と笑いを誘った。