東山紀之が主演するテレビ朝日系ドラマ「刑事7人 Season9」(水曜午後9時)の第2話が14日に放送され、平均世帯視聴率が9・3%(関東地区、速報値)だったことが15日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は5・3%だった。

前回の世帯は10・7%、個人は6・3%だった。

15年にスタートした人気刑事ドラマの第9弾。東山演じる警視庁刑事部新専従捜査班の天樹悠を中心に、シリーズ最高難度の事件に挑む7人の刑事たちと、その人間模様を描く。

◆第2話のあらすじ

天樹は、死刑が執行された“平成最大の殺人鬼”鶴見達男(柳憂怜)の犯行とされる10年前の放火殺人事件で、唯一生き残りながら視力を失った女性、望月和沙(山崎紘菜)のもとを訪ねる。しかし、システムエンジニアの夫浜崎修斗(堀井新太)は「警察は信用できない」と冷たい対応を取る。修斗によると、2人は3年前に知り合い結婚したが、その後、和沙が事件のことを語ったことはないという。

一方、警察組織の内部告発を行う暴露チャンネル「ポリス浄化ぁ」では、10年前、鶴見から殺人事件についての自供を引き出した人物で、何者かによって殺害された元警察官の下松譲(宮川一朗太)がターゲットに。その動画を片桐正敏(吉田鋼太郎)は1人で見つめるのだった。

また、監察官の正木哲也(山田純大)、同期である焼津大地(泉澤祐希)たちから片桐の内偵を命じられた野々村拓海(白洲迅)は、片桐の不審な動きが気にかかっていて…。

そんな中、下松殺害の最も有力な容疑者として、新専従捜査班が追っていたフリーライター・宝来正道(西川瑞)が遺体で発見される。宝来は下松をはじめ、多数の者を脅迫していたという。天樹は不穏な空気を感じながら、次々と起こる殺人事件と10年前の事件との因果関係を追うが、時を同じくして、和沙から天樹宛てに「10年前の本当のことが知りたい」と連絡が入るのだった。

やがて、片桐が10年前の連続強殺事件の担当として、当時捜査にあたっていた事実が判明する。