東山紀之が主演するテレビ朝日系ドラマ「刑事7人 Season9」(水曜午後9時)の第3話が21日に放送され、平均世帯視聴率が9・8%(関東地区)だったことが22日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は5・5%だった。

前回の世帯は9・3%、個人は5・3%だった。

15年にスタートした人気刑事ドラマの第9弾。東山演じる警視庁刑事部新専従捜査班の天樹悠を中心に、シリーズ最高難度の事件に挑む7人の刑事たちと、その人間模様を描く。

◆第3話のあらすじ

警察組織の内部告発を行う暴露チャンネル《ポリス浄化ぁで、顔はモザイクで隠されているものの、初めて鑑識官が取り上げられることに。そんな中、引きこもりの無職・池添一雄(有薗芳記)が、自宅玄関付近で何者かに刺殺される事件が発生。天樹、青山新(塚本高史)ら新専従捜査班は、ケガをし自宅で寝たきりの一雄の母親・鞠子(丘みつ子)、大学教授で、学会に出向いて留守にしていた父親・清太郎(津嘉山正種)に聞き込みを開始する。鞠子は犯行当時、何も物音は聞こえなかったと供述する。一方で、現場で鑑識を進める天樹の同期である鑑識官・岡崎周平(藤本隆宏)は、凶器のナイフに異様な動揺を見せる清太郎に気付くのだった。

やがて、周辺の防犯カメラ映像の解析などから、窃盗の前科がある宮本良和(成田瑛基)の存在が浮上する。海老沢芳樹(田辺誠一)と坂下路敏(小瀧望)はさっそく身柄を拘束するが、現場に残されていた足跡と、宮本の足のサイズは合致せず。共犯者の存在が疑われる中、天樹たちの聞き込みで、被害者の一雄の秘められた素顔が徐々に明らかになっていく。