加藤紀子(50)が3日、東京・恵比寿の豆腐店「豆富食堂」で行われた、藤竜也(81)の主演映画「高野豆腐店の春」(三原光尋監督、8月18日公開)完成報告イベントで、豆腐について熱く語った。
加藤は、豆腐好きが高じて17年3月に豆腐マイスターの資格を取得し、18年4月には一般財団法人全国豆腐連合会と一般社団法人日本豆腐マイスター協会公認の「お豆腐親善大使」に就任。「純粋に豆腐が大好きで、資格を取った。ひたすら、おいしい豆腐を求めて旅をし、おいしく食べたり個人的活動をしています」と、自身と豆腐との関わりを説明した。そして「こんな夢のような映画が出来るとは思わなかった。豆腐の豆腐の映画が出来るらしいというお話を伺った」と、映画の完成を喜んだ。
「高野豆腐店の春」は、三原光尋監督(59)が脚本も手がけたオリジナル作品。物語の舞台は、尾道の風情ある下町の一角に店を構える高野豆腐店で、藤は愚直で職人気質な高野辰雄、明るく気立てのいい娘の春を、麻生久美子(45)が演じた。この日、麻生はイベントに参加しておらず、加藤は「麻生さん方がいらっしゃる方が盛り上がるのに、私で良いんですか? と思ったんですけど。麻生さんと美容室が一緒、という豆腐のような豆情報がある」と口にして、取材陣を笑わせた。
この日は、三原監督がお手製の豆腐を持参し、冒頭で切り分けて取材陣に振る舞った。そのことを踏まえ、加藤は「豆腐は作られている場所と、お水、作る人の味が、ものすごく如実に出る。誰に食べさせたい、どう作るか…ものすごいドラマと手間暇がかかる。とりあえず、あったらいいなというモチベーションで買う人が多いけれど、私の中にはロマンしかなくて」と豆腐について熱く語った。豆腐愛あふれるトークに、三原監督も「加藤さん、シナリオ、手伝ってもらいたかった! 悩んでいて…本当に、すばらしい」と絶賛した
加藤は「豆乳を飲む父娘の、優しくて温かいシーン…本当に染みて。豆腐屋さんは昔、コンビニと同じくらいあったけれど、今は(全国で)5000軒以下になって、すごく減っている状況の中、豆腐に寄り添う映画が誕生したことは親善大使、豆腐ファンとしても、うれしい」と、賛辞の言葉を繰り返した。三原監督も「その言葉を聞いて…メチャクチャうれしい!!」と感激した。
一方で、加藤は「豆腐だけじゃなく、高野豆腐(こうやどうふ)の映画なんだと…ハッと思ったら、高野(たかの)さん家の、ということで…」と映画のタイトルを勘違いしていたと打ち明けて、三原監督と取材陣を笑わせた。イベントの最後には、三原監督に「ありがとうふ。何なら、どうして出してくれなかったのかな? と」と出演をリクエストする一幕も。同監督は「(宣伝に)それ、使っていいですか?(加藤が豆腐好きだと)知らなかった。ヒットしたら続編で。高野豆腐(こうやどうふ)が待っています」と、続編があれば前向きに出演を検討する意向を示した。



