日向坂46齊藤京子(25)が、10月21日スタートのテレビ朝日系ドラマ「泥濘(ぬかるみ)の食卓」(土曜午後11時30分)で初単独主演を飾ることが3日、分かった。不倫相手の家族に寄生する、“狂気の純愛モンスター”を演じる。

原作は新進気鋭の漫画家・伊奈子氏の話題作で、齊藤は勤務先のスーパーの店長と不倫関係にある捻木深愛(ねじき・みあ)を演じる。ある日店長から妻の病を理由に別れを切り出されるが、愛する店長を元気づけるため妻の病気を治そうと、妻本人や息子にも接近。純粋すぎる思いが、やがて1つの家族をむしばんでいく。

グループの中心メンバーで、個人でも同局冠番組「キョコロヒー」に出演するなど多方面に活躍する。初のドラマ単独主演が決まり「びっくりとうれしいという気持ちでいっぱいです」。また「新年のブログで“今年はドラマに出られたらいいな、お芝居をもっと頑張りたいな”と書いていたので、本当にうれしいです」と喜ぶ。

演じる深愛については「物事をすごく素直に捉えている部分など、自分とちょっと似ている」としつつ、相手を愛するがゆえの突拍子もない行動については「もし現実にそういうことが起きたとしたら、そんなことはしないだろうなと思います」と苦笑する。

齊藤がピンク色の沼に浮かぶインパクト満点のビジュアルも解禁された。作品については「深愛が、まっすぐにただただひとりの人を愛し続ける本当に純粋な恋愛の物語」とし、「精いっぱい頑張りたい気持ちですので、ぜひ楽しみにしていていただけたらうれしいです」と話している。