「はじめの一歩」で有名な漫画家の森川ジョージ氏(57)が、ノーギャラでの依頼に苦言を呈した。

森川氏は7日、X(旧ツイッター)を更新。「たまにお願いベースでイラストやコメントの依頼が来るのですが自分は必ず『金額の提示が先』と小言を言います」と報酬に対する自身のスタンスを示し、「物書きを生業としている商売の人間に無料依頼は有り得ません」と断言した。

最初に金額の提示のない依頼があったという森川氏。「その会社はすぐに謝罪と提案をしてくれたので快く引き受けることができましたよ」とすぐに解決したことを明かしつつ、「若い頃『○○先生は無料でやった』と言われることがよくありました。プロとはなんなのかと自問自答しましたよ。提示金額は安くてもいいんです。気持ちが伝わってくれば」とあらためて持論を述べた。「押しつけません。自分は『森川は無料でやった』と後輩に伝えられたくないだけです」とあくまで自分個人の考えであることを強調している。