向井理(41)が主演、上白石萌歌(23)がヒロイン役を務めるフジテレビ系連続ドラマ「パリピ孔明」(水曜午後10時)の第3話が11日に放送され、平均世帯視聴率が5・5%(関東地区)だったことが12日、ビデオリサーチの調べで分かった。第1話から6・1%、5・3%だった。平均個人視聴率は2・9%。第1話から3・5%、3・0%だった。

中国三国時代の天才軍師・諸葛孔明(しょかつ・こうめい/向井理)が現代の渋谷に若かりし姿で転生。歌手を目指す1人のアマチュアシンガー月見英子(つきみ・えいこ/上白石萌歌)のために、魔法のような作戦を考えては、彼女の前に立ちはだかる壁を軍師のごとく切り崩し、成功に導いていくサクセスストーリー。

菅原小春、宮世琉弥、八木莉可子、森崎ウィン、関口メンディー、女王蜂・アヴちゃん、ELLY、ディーン・フジオカ、森山未來らが出演。原作は、累計発行部数160万部突破の「ヤングマガジン」(講談社)にて現在も連載中の大人気同名コミック。

▼第3話あらすじ

超大型音楽フェス「サマーソニア」への出演を宣言した月見英子だったが、出演の条件であるSNSでの「10万イイネ」の獲得にまったく自信が持てない。諸葛孔明は強力なラッパーを仲間にする計略を明かすが、それだけでは10万イイネ達成には足りないと言う。英子は何が必要なのか教えを乞うが、それは自分で見つけるしかないと孔明は突き放す。

その頃、アルバイトを終えて帰路につく1人の青年(宮世琉弥)がいた。フードをかぶってフリースタイルラップを呟く姿を見て、周囲の人が「ラッパーのKABE太人じゃね?」と気づき始める。その声が広がるにつれ胃が痛くなり、KABE太人は逃げるようにその場を立ち去った。

英子はアルバイトの休憩中にスーパーアーティスト・前園ケイジ(関口メンディー)のドキュメンタリーを見ていた。作詞・作曲・振り付けまで全てを1人でこなすケイジに憧れる英子に、オーナーの小林(森山未來)は「もっと手本になるアーティストがいる」と告げる。英子は助言を求めてミア西表(菅原小春)の元へ。ミアは英子を食事に誘い「本気で食べてく気あるなら、いつまでもカバー歌ってちゃダメなんじゃない?」とアドバイスを送る。

一方、自宅アパートで洗濯をしていたKABE太人は洗濯機が壊れていることに気づいてコインランドリーへ。そこにはジャージー姿の怪しい男・孔明がいた。