元大阪市長の弁護士、橋下徹氏(54)が11日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。ジャニーズ事務所が創業者ジャニー喜多川氏(19年死去)の性加害問題をめぐり2日に都内で開いた会見で「NGリスト」があったと一部で報じられた件を受けて、一切関与していないと発表したことについて私見を連続投稿した。

同事務所が、10日夜に「NGリスト」に関する事実調査の結果を報告したニュースを受けて、橋下氏は「会見に時間制限があるのは通常。であれば事前に質問を募って当日に一括回答してから個別質疑に応じるべきだった。コンサル、担当弁護士、顧問法律事務所の力量不足」とつづった。

今回の調査結果の報告では、事務所側はリスト作成への関与などを改めて否定したが、「関与がなくても残念ながら社長、副社長に責任はある。それがタレントとは違う経営者の責任。もし自分たちに責任がないというならコンサルや担当弁護士、顧問法律事務所をクビにしないと」とつづった。さらに「今のコンサルや弁護士たちをクビにして損害賠償請求でもしない限り、コンサルや弁護士たちの行為を全て認めたと思われてしまうのが社長、副社長というもの」と連続投稿した。

ジャニーズ事務所は10日夜、公式サイトで事実調査の結果を報告。会見の打ち合わせ内容や、質疑応答状況などを時系列で詳細にまとめて説明していた。