生田斗真(39)がSMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)から独立すると7日、同社の公式サイトなどで発表された。11月20日をもって退所し、事務所に所属せずフリーランスの俳優として活動する。生田のコメント全文は以下の通り。

いつも温かく支えてくださっているファンの皆様、関係者の皆様へ大切なお知らせがございます。

私、生田斗真は2023年11月20日をもって所属事務所を退所致します。

突然のご報告となりましたこと、心よりお詫び申し上げます。

長きに渡り、事務所スタッフの方々や多くの関係者の皆様、そして何よりもファンの皆様から計り知れないご支援と愛情をいただきました。

心からの感謝を申し上げます。

今後は独立し、フリーランスの俳優としての活動を続けて参ります。

これまで以上に精進致します。

今後とも変わらぬ応援を宜しくお願い申し上げます。

2023年11月7日

生田斗真

 

生田は11歳だった96年にジャニーズ事務所(当時)入り。複数のジャニーズJr.(現ジュニア)内ユニットで活動もしたが、同世代の嵐や関ジャニ∞がCDデビューする中、徐々にソロ俳優としての仕事を増やしていった。「人間失格」「土竜の唄」「グラスホッパー」「彼らが本気で編むときは、」など多数の映画に主演。ドラマや舞台でも幅広く活躍し、地位を確立した。事務所内で、ソロの俳優としての道を切り開いた。

先月17日、ジャニーズ事務所は創業者ジャニー喜多川氏(19年死去)の性加害問題を受け、SMILE-UP.に社名変更。今月から被害者補償をスタートすると表明しており、補償が終わり次第廃業する。生田を含むタレントは暫定的に同社に所属し、希望者は全員、今月設立予定の新エージェント会社(社名は公募)に移籍し、エージェント契約かマネジメント契約か選択する。

性加害問題を受けて、所属タレントの企業が広告起用や契約更新を見送るなどの動きが相次いだ。アサヒビールなど生田が出演するスポンサーも同様。またP&Gジャパンは先月3日、事務所を通じた契約を終了し、直接契約を結んだと発表した。テレビ各局の出演依頼にも影響が出ており、映画や舞台も例外ではない。先月2日には岡田准一(42)、同24日には二宮和也(40)が独立を発表していた。