米女優サンドラ・ブロック(59)が、昨年8月に57歳の若さで亡くなった長年の恋人で写真家のブライアン・ランドールさんの遺灰を散骨したことが明らかになった。

ブロックの妹ジェシン・ブロック=プラドさんが、自身のインスタグラムに「お誕生日おめでとう、ブライ(ランドールさんの愛称)。サンディが約束通り、あなたを川に連れてきたわよ」とキャプションを添え、米ワイオミング州ジャクソンホールにあるスネーク川の動画を投稿。朝日に照らされた美しい水辺の様子を公開し、ランドンさんの58回目の誕生日に遺灰を散骨してブロックが生前の約束を果たしたことを報告した。

ブロックが養子に迎えた長男の誕生日の記念撮影を依頼したことがきっかけで2015年から交際を始めた2人は、婚姻関係は結んでいなかったものの事実婚だったことが伝えられている。ランドールさんは、3年間にわたる筋肉萎縮性側索硬化症(ALS)の闘病の末、亡くなった。闘病を支えるため2020年から女優業を長期休業しているブロックは、最愛の人の死から5カ月が経過した現在も公にコメントはしておらず、表舞台から遠ざかったままの状態が続いている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)