元自衛官のピン芸人やす子(25)が7日、TBSテレビ系「サンデージャポン」(日曜午前9時54分)に出演。能登半島地震のボランティア活動についてコメントした。

やす子は、自衛隊が災害派遣に行く大きなメリットの1つとして「自己完結している」という点を挙げた。「一般の方が『今助けに行くぞ』って行かれているんですけど、その場合どこに泊まるかっていったら、そこの民泊を借りたりとか。ガソリンをどうするのか。現地のものを使わないといけないのかとか。

被災地の方にも力を借りないとできない。自衛隊は自己完結していて、燃料、食べるところ、住むところも自分たちで持って行くので、その被災地に迷惑をかけないで支援ができる」と話した。

続けて「緊急車両が通れないと助かる命も助からなくなっちゃう。今みんなにできることは募金とか、いったん今いるところで祈るというか。今できる生活を送った方が良いかなと思う」と呼びかけた。

その上で「一般の方が行くとそこで、余震でけがをして、その人を支援するために自衛隊に別の労力が必要になっちゃうので。今は家でできることをして、安全に暮らせるところで暮らすのがいちばんだな思いますね。行かないで欲しいです」と強調した。

また、自衛隊に対しても「自衛隊の方も余震があるので気を付けて頑張っていただきたいなと思う」と話した。