男闘呼組の元メンバー土田一徳氏が31日、X(旧ツイッター)を更新。ジャニー喜多川氏(19年に死去)の性加害問題で、SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)と合意に至ったことを報告した。

土田氏は「本日smile up社と合意、締結致しました」と報告。「様々な意見はあると思いますが、私が普段の日常を取り戻す事が家族や関係者を安心させる事に繋がるのでまずは良かったと思いたい」と心境をつづり、「そしてまだ渦中に居られる方、私は奇跡的に助かりましたが、どうぞお身体だけは気を配って下さい」と呼びかけた。

またSMILE-UP.は同日、公式サイトを更新し、創業者のジャニー氏による性加害の補償状況を報告。「現在、被害者救済委員会から、性被害に関する事実確認等が終了した方々に対して個別に補償内容の連絡が行われております。弊社は、補償内容にご同意いただけた方との間で、順次補償金のお支払いに向けた手続きを進めておりますが、下記の通り現時点での補償状況をお知らせいたします」とし、31日の時点で補償受付窓口への申告者数は今月15日から9人増え、948人になったとした。

このうち242人に補償内容を通知し、合意した人数は190人。補償金は170人への支払いを終えたと報告した。同社は「引き続き誠心誠意、被害補償に取り組んでまいります」としている。