昨年12月27日にステージ4の膵臓(すいぞう)がんであることを公表、入院して抗がん剤治療を続けてきた経済アナリスト森永卓郎氏(66)が7日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜午後1時55分)にVTR出演。現在の病状を明かした。

前日6日に行われたミヤネ屋の単独取材に対し、森永氏自身が「体調自体は小康状態で、普通に暮らしています」と打ち明けた。

少し痩せつつも、白髪まじりの頭に帽子をかぶって登場し「実は昨日(今月5日)造影CTで体の中の映像を撮ったんですけども、少なくともがんは拡大してない。お医者さんから言われているのは、今の治療を続けましょう、あと1~2カ月は少なくとも続けましょうと。あと1カ月ぐらいたつと、がんがどんどん小さくなっていくか、“がん軍団”の方が勢いがあって、どんどん膨れていくか、結論が出るので。取りあえずはうまくいっている感じ」と続けた。

さらに「筋力が衰えちゃって、移動するのが難しい。(自宅の)2階上がってくるだけですごく大変なんですね。だからなるべく家にこもらないようにして。買い物とかをカミさんについて行くようにして」と語った。

他にも取材の一部分ではがんを宣告された際、医者から「多分、桜が咲くのは見られないだろうね」と言われたことや「生きようと思う気持ちが大切で」と言葉に力を込める場面もあった。