吉高由里子主演のNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜午後8時)の17日第11回の平均世帯視聴率が11・4%(関東地区、速報値)だったことが18日、ビデオリサーチの調べで分かった。個人視聴率は6・6%だった。

前週の第10回の世帯平均は10・3%、個人視聴率は6・2%だった。

第63作大河ドラマで、吉高由里子演じる紫式部を主人公に、1000年の時を超える長編小説「源氏物語」を生み出した女流作家の波乱の一代記を描く。脚本は“ラブストーリーの名手”とも称される大石静氏が担当する。

◆第11回あらすじ「まどう心」

兼家(段田安則)の計画により花山天皇(本郷奏多)が退位。為時(岸谷五朗)は再び官職を失うこととなった。まひろ(吉高由里子)は左大臣家の娘・倫子(黒木華)に父が復職できるよう口添えを頼むが、摂政となった兼家(段田安則)の決定を覆すことはできないと断られる。諦めきれないまひろは兼家に直訴するが…一方、東三条殿では道隆(井浦新)の嫡男・伊周(三浦翔平)らも招いて宴が催され、栄華を極めようとしていた。