元自民党衆院議員で実業家の杉村太蔵氏(44)が、23日放送の読売テレビ「今田耕司のネタバレMTG」(土曜午前11時55分)に出演。母校の先輩、俳優大泉洋との思い出について語った。

この日の番組では、大泉がインタビューで「人生最大の挫折」として、大学受験で「2浪」したものの、「滑り止めしか受からなかった」と語っていた話題を取り上げた。

大泉と同じ北海道出身の杉村氏は、「僕が高校3年生の時に、教育実習の先生として来られた方が、後に大変有名な俳優さんになって、その方が大泉洋さんなんです。僕の先輩なんです」と打ち明けた。

杉村氏と大泉はともに札幌藻岩高出身で、母校での思い出に感慨深げ…だったが…。「今年で50周年なんですよ。なんと閉校(27年度に統合再編)するんです。自分の高校がなくなるって、結構きついですよ」とも明かした。

ここから、スタジオでは挫折経験についての話題に。モンスターエンジン西森洋一(45)は、28歳のころに出場した「M-1グランプリ」準決勝での出来事を回顧した。

「(ステージに)出て行ってすぐ、ゼロ秒で何も出なくて、全部(ネタが)飛んだんです。『はい、どうもー』って言って、黙るっていう。相方(大林健二)がまだ全然、コンビ組んで1年目とかやったんでフォローできなくて、5秒ぐらい2人で黙って…。もう、体感が1時間ぐらいあった。何とか取り戻して、そこから記憶がない」

すると、野性爆弾くっきー!(48)も、当時の規定で出場のリミットとなる結成10年目で「M-1」に出場した当時を振り返った。

「思い出にちょっと漫才やってみようって。コントしかやってなかったから、漫才の概念が分かってなかった」

くっきー!は、ステージで「手の甲にすしを乗せて回る」というネタを披露した。

ところが「センターマイクの距離感が分かってなかったから、手が当たってしまって、センターマイクが客席に倒れていったんですよ。客の『あーっ』っていう悲鳴とともに、M-1が終わった。あれがラストイヤーでしたね」と笑わせていた。