長澤まさみ(36)が1日、東京・TOHOシネマズ六本木で、映画「四月になれば彼女は」(山田智和監督)の「大ヒット御礼!ティーチイン舞台あいさつ」に出席し、観客からの質問にも答えて交流した。

元交際相手の登場など主人公を中心とした複雑な恋愛模様を描く同作が「恋人候補と一緒に見に行かない方がいい」とSNSなどでレビューされている点を問われると、「映画をトークテーマにできるのはいいなと思いますけどね」と答えた。さらに「相手の考えていることを知れますし、過去があっての今だから。今までにお互いが経験したことを知って、新しい関係性を築いていくのはいいなという印象があるので、話のタネになるというのはいいなと私は思っちゃいますね」と語った。

今作はプロデューサーとして映画を製作する一方で、脚本家・小説家の顔も持つ川村元気氏による、35万部突破の同名ベストセラー恋愛小説が原作。佐藤健(35)と森七菜(22)も登壇した。森も同質問について「この映画を一緒に見られない人とは恋人になれないかもしれない」といい、「一緒にやって怖いものがある人とはそのあとも不安が残りそう。こういう映画も一緒に見て、なお続いているのが素晴らしいんじゃないかと思います」と力説していた。