タレント山田邦子(63)が、13日放送のカンテレ「ドっとコネクト」(土曜午前11時20分)に出演。過去に巨額の負債を抱え、3年ほどで完済したことについて語った。

この日の番組では、ドジャース大谷翔平選手(29)の元通訳、水原一平容疑者(39)が違法スポーツ賭博で借金を抱えて大谷選手の口座から送金したとされる問題で、水原容疑者が訴追されたことについて取り上げた。水原容疑者は、大谷選手の口座から総額1600万ドル(約24億円)以上を送金していたことも報じられている。

ここから、山田が過去に約22億円の負債を抱えていたという話題に及んだ。山田はかつて、節税のために家族とともに会社を設立。「私は本当に分かんないんで、お金のことが」と、資金の運用を家族に任せていたという。

人気絶頂の山田はかなりの収入があったはずだが、なぜか赤字続きとなり「もう苦しくて、時計も買えないし、車を買う時もいちいち文句言われるし。『一体いくらあるんだ』って(調べると)、借金が22億あるんですよ」と、家族の投資の失敗などで負債が膨らんでいたことを知った。

そこで「1回(会社を)解散して、全部払わせてくれって言って、全部払いました。3年ぐらいかな?」と、22億円の負債を約3年で完済。「もったいなかったね。その時に専門家を入れて立て直して運用していけば、私はもうちょっと大金持ちだったかもしれない」と振り返ると、「すごいさっぱりした。今、何にも借金がないんで」と語る。

MCの石井亮次アナウンサー(47)が「2年とか3年で、どうやって22億も返したんですか?」と改めて聞くと、山田は「体、壊しましたよ…それは働きましたもん。CMも、だいたい大きいコマーシャルはほとんどやらせていただいたんじゃないかしら」と、テレビ番組やCMの出演料で返済したことを明かしていた。