23年7月から療養中のフジテレビ渡邊渚アナウンサーが13日夜、インスタグラムを更新。誕生日を迎えた思いをつづった。

渡邊アナは「この2週間くらいとっても元気だったのですが、昨日は呼吸がうまくできなくなり、今日も状態がよくなくて、夜間救急にお世話になりました」と、ここ2日間、呼吸が難しく夜間救急に向かったと明かした。一方で「さっき痛み止めなどの点滴を終えて、やっと帰ってきました。なので、こんな時間にようやく誕生日ケーキ(中略)27歳になれました」と、この日迎えた誕生日を報告し、バースデーケーキを前に笑顔の写真を投稿した。

渡邊アナは「元気な時はすごくポジティブになれて、この先のために! と色々積み重ねができたのですが、一つ崩れるとドミノのように全部崩れてしまいますね」と率直な思いをつづった。それでも「家族は『ケーキとか、お祝いとかできる状態で帰ってくるのか』と心配だったようですが、ちゃんとできました あーほっとした!」と誕生日を家族と祝えたことに感謝。「もう無理だと何度も思ったけれど、その度に、たくさんの人が『こっちだよ』って手の伸ばしてくれて、何度も助けてもらいました。救ってくれてありがとう」と感謝の言葉を重ねた。

渡邊アナは23年7月17日に体調不良のため、担当する朝の情報番組「めざましテレビ」(月~金曜午前5時25分)を欠席。この日、番組冒頭で、メインキャスターの井上清華アナが「渡邊渚アナウンサーは体調不良のため入院しており、しばらくお休みいたします」と報告。同局広報は「体調回復次第の復帰予定で、時期は未定です」としていた。

同10月22日には7月9日以来、3カ月ぶりのインスタグラムへの投稿で病状を明かした。ベッドで横たわる写真をアップして「6月頭に体調を崩し、7月半ばから入院・治療のため仕事をお休みしています。たくさんのご心配とご迷惑をおかけして申し訳ありません。また、たくさんのあたたかいコメントありがとうございます」とつづった。同23日には「少し前に手術したのですが(大したことない小さい手術ですご心配なく)縫った痕を見るとやっぱりこころが凹みます」と報告していた。

23年12月30日にはインスタグラムに「辛いことがばかりで『2023年はなんて最悪な年なのだ!』と思ったこともありました。でも、病気にならなければ出会わなかった人がいて、病気にならなければ出会わなかった感情と向き合って、気づきと学びの多い一年でした。懸命に生きた勲章です!」などとつづった。

3月29日には、文旦の写真をアップし「去年までは、この時期、文旦を剥くのが大好きで、筋一つなく綺麗に剥く達成感を味わいたくて、何キロも買ってました。(前からこのアカウントをフォローしてくださっている方はよくご覧になったことがあるはず笑) 」と自身のこだわりを明かした。その上で「今年も10キロ買ったはいいものの、剥く力がない&指が前ほどうまく動かないから、思い通りにむけなくて悔しさいっぱい、苦戦しました。人に剥いてもらったこともあったのですが、絶対に私が剥いた方が上手い!笑笑 (剥いてもらっておいて申し訳ないのですが、器用さは誰にも負けない )」と、指の力が弱まり、うまく動かないと明かした。

それでも「ということで、どんなに悔しくても剥き続けた結果、シーズン終わりには前と変わらないくらい綺麗にむけるように!一歩成長!嬉しいな」と前向きにつづった。

7日夜にはインスタグラムに「家族で桜を見に行きました 4月になってから体調が安定していて、元気に過ごせています!」と、マスク姿で桜を愛でる近影を投稿した。そして「最近やっと悲しいことも苦しいことも嬉しいことも、全てを受け入れられるようになり、心に余裕が出てきました。そのきっかけは、“諦める”を肯定的に捉えられるようになったから」と心境の変化をつづった。

渡邊アナは「この数ヶ月でいろんなことを諦めたり、失ったりして気づいたのは、『夢や目標を見つけるのはとってもエネルギーのいること』だったということです」と、自身の気付きを紹介。「これまで思い描いていた夢や目標はもう叶わない。諦めるな!とも思ったけれど、これはどうしようもない事実で、認めざるを得ません。(そもそも夢や目標をもつというだけですごいことだったと気づいた!)でも、諦めた先にあった未来は、意外と悪くなかったです」と、諦めた先に見えたものがあったと説明した。

その上で「絶望的な気持ちになった時期もあったけれど、これまでの生活と違うからこそ気づいたことや出会えた人たちがいて、これまでとは違った幸せの感じ方をできるようになりました。性格も丸くなった気がします笑 これはこれで悪くない。新しい自分になれたと思えるように。また一つ成長できたかな!」と、自身の成長を実感したとつづった。