読売テレビの黒木千晶アナウンサー(30)が、14日放送のMCを務める読売テレビ「そこまで言って委員会NP」(日曜午後1時30分)冒頭で、号泣するシーンがあった。

この日のテーマは「がんばれ!日本のベンチャー企業 徹底応援スペシャル!」。ゲストとして有望なスタートアップ企業の代表者や開発者がセールスポイントをアピール。

学生時代、黒木アナは舞台俳優を志していたが、迷いが生まれ、その道をあきらめることになった。進路に悩んでいるとき、俳優岸谷五朗、寺脇康文の演劇ユニット「地球ゴージャス」と出合ったという。結成30周年の記念公演「儚き光のラプソディ」(大阪公演、5月31~6月9日、大阪・SkyシアターMBS)に合わせて、黒木アナが岸谷と寺脇にインタビューを行った。

黒木アナが「地球ゴージャスが大好きで」と切り出すと、寺脇は「知ってますよ」と即答。「たいへん恐縮なんですが、寺脇さんが父に似ている」と話すと、寺脇は「お父さんだよ~」と笑顔で応えた。

進路で悩む日々。そのときに観劇したのは地球ゴージャスの大冒険劇「海盗セブン」だった。「エンタメの壮大なパワーを見て、エンタメから離れて、生きていけないなって。それでアナウンサーの道を選ぶことになった」。こう声を震わせて打ち明け、「本当に、地球ゴージャスがなかったら、いまの自分はないので…」と感極まって、涙を流した。

黒木アナの大号泣に岸谷、寺脇は大慌て。岸谷は「テッシュ、テッシュ」、寺脇は「お父さんだよ~」と呼びかけた。

結成30周年の地球ゴージャスだが、30年前は岸谷の寺脇も若手で、“演劇界のベンチャー的存在”だった? 号泣インタビュー放送後、この日のテーマに移った。