9人組ダンスボーカルユニット超特急が17日、東京・秩父宮ラグビー場でレコード会社ユニバーサルミュージックとのプロモーション契約を締結するイベントを行った。ファン1万2000人を動員し「Steal a Kiss」など全3曲を熱唱した。

平日夜、グループの新たな門出を見届けるために、ファンこと「8号車」が大集結。ハルは「平日なのにありがとう」。タカシは「精いっぱい楽しんでね!」と呼びかけ、会場の期待を高めた。この日は、同社社長兼CEOの藤倉尚氏(56)がゲスト登壇。締結の表明に、ファンからも「ありがとうございまーす!」と感謝の歓声。契約を記念する「連結切符」が授与され、「締結!」のかけ声とともに、タクヤが代表して切り込み。新たな一歩目を踏み出し、藤倉社長も「ともに東京ドームに行きましょう!」と呼びかけ、会場の盛り上げをひと役買った。

パフォーマンスでは、メンバーは、会場の熱気をかみしめるように花道を歩き、「お手ふりタイム」も設けて“推し”との触れ合いをみっちり提供した。また、20日から始まる全国ツアー「BULLET TRAIN Spring tour 2024“Rail is Beautiful”」の追加公演を、8月27日、28日にKアリーナ横浜で行うことも発表。メンバーは「超パワーアップした『超特急』で夢に向かって走っていきたいと思います!」と呼びかけ、大きな目標に向かって出発した。【望月千草】